リクルートダイレクトスカウトとは
リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートが運営するハイクラス層向けの転職サービスです。
元々キャリアカーバーというサービスとして2014年から提供されていましたが、2021年に名称変更しました。
ヘッドハンターによるスカウトに加え、企業からの直接スカウトを受けられるようになり、より便利になっている人気の転職プラットフォームです。
リクルートエージェントとの違い
混同されやすいですが、リクルートエージェントとは以下のような違いがあります。
リクルートダイレクトスカウト | リクルートエージェント | |
---|---|---|
求人 | 幅広い業界・職種に対応。 ハイクラス層向けの求人多数。 年収800~2000万円の求人が豊富。 | 幅広い業界・職種に対応。 年収・年代・地域などを限定しない。 数多くの求人を取り扱う。 |
応募 | 企業やエージェントからスカウトが届いたら応募。 スカウトに返信すると面談を受けられる。 | 担当キャリアアドバイザーから求人を紹介される。 応募したい求人には、転職エージェント経由で応募する。 |
転職サポート | なし | キャリアアドバイザーが転職活動を伴走し、サポートする。 |
株式会社リクルートの会社概要は以下のとおりです。
社名 | 株式会社リクルート |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
資本金 | 3億5千万円 |
リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミ
リクルートダイレクトスカウトに寄せられた口コミを紹介します。
ポジティブな評判
まずはポジティブな評判を紹介します。
教員から転職を考えてる方へ
おすすめ転職サイトは
・マイナビ転職
・リクナビ転職
・アンビ
・リクルートダイレクトスカウトエージェントと何度か面接、職務経歴書をブラッシュアップしていけば、ある程度は希望する会社に受かると思います!(中略)
引用:@GVbBbm8fsj45140のポスト
基本的にはスカウト待ちであるため、他のサービスと併用することで効率的に転職活動できます。
(中略)そもそもエージェント見つけるのが大変ならビズリーチかリクルートダイレクトスカウトに登録して良さそうなエージェントからスカウト来たら登録するのが良い
引用:@krosyuのポスト
ハイクラス転職であればリクルートダイレクトスカウト、という定評があります。
高年収などに絞って転職するのであれば特におすすめです。
ネガティブな評判
続いてネガティブな声も紹介していきます。
職歴を世の中に公開した結果。
■リクルートダイレクトスカウト
→希望無視のスカウトメールが止まらない(中略)会社では知り得ない自分の可能性を知れるから楽しいですよ。
引用:@katwoooooooooooのポスト
求職者の希望と外れたスカウトが届く場合もあるようです。
リクルートダイレクトスカウト登録したけど全然マッチしてない職種からいっぱいくる悲しい😇
引用:@pudding1948800のポスト
自分の職歴を活かしにくいスカウトも少なくないようです。
転職の幅を広げるためにも、多少は覚悟する必要があるといえます。
リクルートダイレクトスカウトのメリット4選
リクルートダイレクトスカウトのメリットを紹介します。
リクルートダイレクトスカウトのメリットとしては以下があります。
- 高年収ハイクラス向けの転職サイト
- ヘッドハンティング型
- 担当ヘッドハンターを自分で選べる
- ハイクラス向けだが無料で使える
一般の転職支援サービスとは異なる特徴が多いといえますよね。
1.高年収ハイクラス向けの転職サイト
リクルートダイレクトスカウトは高年収ハイクラス向けの転職サイトです。
中途採用をする企業は、一般社員の採用と、事業部長クラスなどの採用は別ルートで行います。
重要なポジションの人間ほど、転職支援会社にも多額のフィーを支払い、しっかりと厳選した候補者を採用するのです。
失敗がより許されない採用となるためですよね。
リクルートダイレクトスカウトはその高年収ハイクラス向けですので、未経験や若い方の転職サイトではありません。
2.ヘッドハンティング型
リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンティング型となっています。
自分のスキルや経歴を登録して、ヘッドハンティングを待つ形式となります。
転職者側から企業やヘッドハンターを選ぶこともできますが、今すぐ転職するわけではなくても、登録しておいて高年収ポジションと合致した場合に連絡をもらうという使い方も可能ですよね。
3.担当ヘッドハンターを自分で選べる
リクルートダイレクトスカウトでは担当のヘッドハンターを自分で選ぶことができます。
約2,500人から選べるため自分に適した転職活動が可能になりますよね。
転職支援サービスが合わないという人の多くは、担当したエージェントが合わなかったという原因があります。
担当エージェントがあらゆる人材タイプや業界に適していることは不可能ですので、担当エージェントのアンマッチによって肝心の転職を失敗しないようにしたいですよね。
4.ハイクラス向けだが無料で使える
リクルートダイレクトスカウトのメリットとして、高年収のハイクラス向けですが無料で使える点があります。
転職支援サービスは無料が当たり前と思っている方もいるかもしれませんが、このような高年収限定のハイクラスサービスでは、転職者側からも料金を取るサービスが他にはありますよね。
それに対して、年収や立場が各段に上がる限定求人を紹介してもらえて、マンツーマンでサポートまでしてもらえるのに無料で使えるリクルートダイレクトスカウトは、間違いなくお得と言えるでしょう。
ハイクラスを狙いたいが最初から有料は躊躇してしまうという方も、先ずはリクルートダイレクトスカウトから挑戦してみてはいかがでしょうか。
リクルートダイレクトスカウトのデメリット
リクルートダイレクトスカウトを利用するデメリットは以下のようなものがあります。
1.未経験者・若手には向かない
ハイクラス転職求人が中心のリクルートダイレクトスカウトでは、未経験者や若手に向けた求人は少なく、スカウトもされにくいと言えます。
同業種での転職や、マネジメント経験を活かしたいという場合に利用するのが良いでしょう。
未経験分野への転職では、リクルートエージェントなど他のサービスも検討しましょう。
2.スカウトを待つ必要がある
リクルートダイレクトスカウトでは、基本的にスカウトを待つ事になります。
場合によっては転職までに時間がかかるときもあり、スピーディに転職したい人は注意が必要です。
逆に、現職を続けながら良い企業が見つかったら転職したいという人は、登録するだけで転職のチャンスが生まれるためメリットになる場合もあります。
3.非公開求人が多い
リクルートダイレクトスカウトの公式サイトには一部の求人が掲載されていますが、それ以外は非公開となっています。
公式サイトで確認できるのは、エージェントが担当する求人の一部だけであり、基本的にスカウトを待つことになります。
どんな企業のどんな仕事があるのかは、スカウトが来なければ分からないという不明確さがあり、利用するデメリットといえるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトはこんな人におすすめ
上記を踏まえ、リクルートダイレクトスカウトは以下のような人におすすめです。
ハイクラス転職を希望する人
管理職への転職や、高年収ポジションへの転職を希望する人にはリクルートダイレクトスカウトはおすすめです。
年収800万円~2,000万円以上の仕事も多く扱われており、条件が合う人であれば年収アップやポジションアップも充分に叶えられるでしょう。
効率的に転職活動したい人
リクルートダイレクトスカウトでは一度条件を登録すると、基本的に企業やヘッドハンターからのスカウトを待つこととなります。
自分から仕事を探す転職サイトと違い、企業を探してエントリーする手間が省けるため、忙しい人も効率的に転職活動ができるでしょう。
よって現職に勤めながら、良い企業が見つかったら転職したいという人にはピッタリの転職サービスだといえます。
自分の市場価値を知りたい人
スカウトサービスは、自分の転職市場での市場価値を知るためにも使えます。
現在の経験やポジションで、どのくらいの企業が自分に興味を示すか反応を見ることができ、適切な転職タイミングを検討できるでしょう。
ヘッドハンターに自分の強みを聞く事もできるため、自己分析ができるというメリットもあります。
リクルートダイレクトスカウトVSビズリーチで比較
よく比較されるリクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いをまとめました。
リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | |
---|---|---|
公開求人数 | 約40万件以上 | 約13万件以上 |
ヘッドハンター数 | 約2,000名以上 | 約6,000名以上 |
設立 | 2014年6月 | 2007年3月 |
登録審査 | なし | あり |
料金 | 無料 | 一部有料 |
リクルートダイレクトスカウトは圧倒的に求人数が多く、より多くの企業からのスカウトを受け取れる可能性が高いと言えます。
また登録審査なし、料金も完全無料のため、誰でも安心して転職活動に臨むことができるでしょう。
一方でビズリーチは優秀なヘッドハンターが多く在籍しており、求職者側にも登録審査が必要なため、質の高いスカウトが見込めるというメリットがあります。
さらに有料会員となれば、スカウトされやすくなったり自分からの直接応募が可能になるなどの機能が使用可能になり、より選択肢の多い転職活動ができるようになります。
自分のニーズに合わせて使い分けるのもよいでしょう。
リクルートダイレクトスカウトの利用の流れ
利用するときの流れは以下のようになります。
公式サイトから会員登録をします。
他のサービスでリクルートIDを作成したことがある人はすぐに始められます。
履歴書・職務経歴書を作成します。
企業採用担当が見る資料なので、詳細まで分かりやすく入力しましょう。
企業やヘッドハンターは求職者の情報を確認し、気になる人がいればスカウトしてきます。
気になる案件だけ返信をします。
条件が合えば面談となります。
お互いの条件のすり合わせをします。
自分の要望するものと、企業が求めるものにギャップがないか確認します。
互いの条件に問題が無いことが分かれば内定、転職となります。
リクルートダイレクトスカウトに関連する質問
よく寄せられる質問をまとめました。