障がいを患っているために転職活動が思うように進められない
障がい者向けの求人がなかなか見つけられない
転職活動をする際、障がい者向けの求人数は健常者と比べるとその数は少なく、悩みを抱えている人は多いものです。
今回紹介するdodaチャレンジは、このような悩みを解決できる障がい者向け求人に特化した転職エージェントです。
障がい者求人に特化しているとはいえ「本当に転職先を紹介してもらえるの?」「良い雇用条件なの?」と疑問に感じる人もいることでしょう。
この記事では、人事歴9年の筆者が、dodaチャレンジを利用するメリット・デメリットを解説します。
利用した人の評判や口コミも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
dodaチャレンジとは
dodaチャレンジは、障がいの特性に理解のある専任アドバイザーによる支援が受けられる、障がい者向けの求人に特化した転職エージェントです。
2024年度の厚生労働省「人材サービス総合サイト」の、無期雇用および4ヶ月以上の有期雇用総計人数において、障がい者の転職・就職実績No.1を獲得しています。
約3,000社もの取引実績があり多くの求人を保有しているので、希望が叶えられる仕事の紹介が可能。
障がいに関する豊富な知識と転職ノウハウを活かして、マッチングの質を高めています。
充実した個別サポートがあり、入社後のサポートもあるので安心です。
会社名 | パーソルダイバース株式会社 |
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代表者名 | 渡部 広和 |
所在地 | 東京都港区芝5-33-1 森永プラザビル本館 |
資本金 | 45百万円 |
事業内容 | 障害者専門の人材紹介 コンサルティング 就労移行支援 委託訓練 教育、アセスメント 公共事業受託 事務アウトソーシング |
dodaチャレンジの評判・口コミ
dodaチャレンジを利用した人の評判・口コミについて、SNSやネットから引用して紹介します。
ポジティブな評判とネガティブな評判にわけて、それぞれ見ていきましょう。
ポジティブな評判
dodaチャレンジを利用して就職や転職した人からは、次のようなポジティブな評判が確認できました。
dodaチャレンジを使い、障害者雇用で社内SEになった私ですが、本当にエージェントさんが親切なので、オススメしたい。
入社後に、転職先で入社オリエンテーションを開いてくれて、現場の人に障害の説明と、実際に業務上必要な配慮を調整してくれましたし、定期的に相談にも乗ってくれる。感謝してます
引用:@developerT_Oのポスト
エージェントの親身かつ丁寧な対応が、転職の成功につながったのでしょう。
デューダチャレンジのおススメのポイントは人材紹介会社の中でも大手の会社なので求人が多いことです。 障碍者向けの求人は非公開で求人を応募している企業もたくさんあります。自分に合った仕事を紹介してもらえるので、安心して求職活動ができます。 私もDODAチャレンジで3社面接を受けました。残念ながら内定はもらえませんでしたが、私の担当のキャリアアドバイザーは親身になって仕事を紹介してもらいました。(中略)
引用:Yahoo!知恵袋の評判・口コミ
大手の会社は多くの求人が揃っているのはもちろん、信頼性が高いところもメリットです。
(中略)atgpやdodaチャレンジが向いています。 担当者がついて、色々とサポートを受けられますので。(中略)
引用:Yahoo!知恵袋の評判・口コミ
利用者の声ではありませんが、充実したサポートが受けられるdodaチャレンジは、無理なく希望が叶えられる就職や転職が目指せます。
ポジティブな評判には、キャリアアドバイザーの親身な対応について、高く評価している声が多数ありました。
専任担当者によるサポートが受けられることで、おすすめしている人もいます。
大手の会社が運営なので求人数も多く、自信を持って就職や転職活動に臨めるエージェントだといえるでしょう。
ネガティブな評判
dodaチャレンジを利用した人の中には、満足できなかった人もいました。
障害者雇用普通に厳しすぎ
引用:@depressedcottonのポスト
さっきdodaチャレンジの電話インタビューあったんだけど、休職とブランク多すぎ+長く続けられるエビデンスがないと言われてやんわりお仕事紹介断られた
状況によっては、ある程度の経験や就業実績が必要なのかもしれません。
dodaチャレンジからn度目の「求人はありませんでした」をもらう。
引用:@Mario_parallelのポスト
札幌よりはるかに求人多いはずの東京でもご縁をいただけなかったということは、もう私の属性と経歴がアウトってことだよね。
自分でキャリア切り開くしかない。
詳細はわかりませんが、条件の絞りすぎや、タイミングが関係していた可能性もあります。
dodaチャレンジ、紹介できる求人0やて(>_<)こりゃ、ひきこもりになるわ。
引用:@omomo18365841のポスト
障がいやスキルによって、紹介できる求人が限られてしまう可能性があります。
ネガティブな評判には、求人の紹介が受けられないという声がありました。
dodaチャレンジは、さまざまな働き方が実現できる豊富な求人を保有していますが、条件によっては希望が叶えられない場合もあります。
専任のキャリアアドバイザーのサポートを受けながら、自分の可能性を見つめ直してみることも必要です。
dodaチャレンジのメリット5選
きめ細かで手厚いサポートが受けられ、多くのコンテンツが用意されているdodaチャレンジですが、実際に利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、dodaチャレンジの5つのメリット、
- 障がい者求人に特化している
- 大手企業の求人が豊富
- 障がい者に対するアドバイザーの理解が深い
- 充実した個別サポート
- 高い就職継続率
について紹介していきます。
1.障がい者求人に特化している
一般的な転職エージェントとは異なり、dodaチャレンジは障がい者向け求人に特化した転職エージェントです。
そのため、紹介される求人も障がいに合わせて行われるので、希望に沿った転職ができる可能性が高いです。
また、一般的に知的障がいや精神疾患を患っている人は、転職先候補が見つけにくいとされていますが、障がい者向け求人に特化しているdodaチャレンジでは、比較的見つけやすいこともメリットであるといえるでしょう。
2.大手企業の求人が豊富
dodaチャレンジの運営会社は、人材大手企業のパーソルグループであり、大手企業や有名企業との繋がりが深いことから、これら企業の求人を多数保有しています。
大手企業への転職を希望している人にとって、大きなメリットであるといえます。
また、一般的に障がい者求人における雇用形態は契約社員であることが多いですが、dodaチャレンジでは正社員雇用の求人も豊富であることも魅力的です。
3.障がい者に対するアドバイザーの理解が深い
障がい者求人に特化しているdodaチャレンジのアドバイザーは、一般的な転職エージェントよりも障がい者に対する理解が深いです。
患っている障がいで「できること、できないこと」「どのような障がいなのか」を理解したうえで求人を紹介してもらえるので、ミスマッチが少なく、希望する条件の企業に転職できる可能性が高いといえるでしょう。
また、転職後も1ヵ月後と3ヵ月後など定期的にアドバイザーから状況確認の連絡が来るので、職場環境や仕事内容で悩みがあれば相談に乗ってもらうことが可能など、アフターフォローもしてくれるので非常に心強いです。
4.充実した個別サポート
dodaチャレンジは、個別サポートが充実しているところも大きなメリットです。
1人ひとりの経験やスキル、強みや苦手な部分を共有して整理し、企業側に正しく伝えることを心がけています。
面接後には、合否の理由をその都度フィードバックしてもらえるので、次の面接に向けての対策も万全です。
マンツーマンだからこその、きめ細かなサポートが受けられます。
5.高い就職継続率
dodaチャレンジは、全国平均と比較しても高い就職継続率を誇っています。
入社後6ヶ月の就業継続率は、全国平均68.4%のところ、dodaチャレンジの利用者は94.1%です(2017年 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構による障害者の就業状況等に関する調査研究)。
1人ひとりの意志を尊重して企業と条件交渉することで、長く活躍できるベストなマッチングを実現しています。
dodaチャレンジのデメリット
障がい者雇用の知見が深く、手厚いサポートが受けられるdodaチャレンジですが、その一方でデメリットも存在します。
今回は、dodaチャレンジの3つのデメリット、
- 都市部の求人が多い
- セミナーや合同説明会は首都圏で開催される
- 専門分野の求人が少ない
について紹介していきます。
1.都市部の求人が多い
取り扱っている求人が大手企業であることから、東京・大阪・名古屋など首都圏や大都市圏の求人が多くなっています。
そのため、地方や郊外での転職を希望している人にとっては、希望する勤務地の求人を見つけにくいです。
ただし、こちらのデメリットはdodaチャレンジに限らず、他の転職エージェントでも同じことがいえます。
その理由は、障がい者雇用を積極的に行っているのは、社員数が多く、労働環境が整っているのは大手企業であり、その多くが都市部にオフィスを構えていることにあります。
地方や郊外在住で「自宅近くで探したい」といった条件を優先したい人は、地方求人に強い転職エージェントを併用すると良いでしょう。
2.セミナーや合同説明会は首都圏で開催される
dodaチャレンジでは、障がいの種類ごとにセミナーを開催しており、その際には合同説明会も実施されることがあります。
こちらの合同説明会は、企業の雰囲気の確認はもちろん、人事担当者と直接相談する機会もあるので積極的に参加したいものです。
しかし、これらは首都圏で開催されることが多く、地方在住の人は移動時間や交通費など、首都圏在住の人と比べて多くかかることから、ハードルが高く感じられるでしょう。
3.専門分野の求人が少ない
dodaチャレンジは、実に幅広い業種の求人を取り扱っています。
一方、ITやコンサルタントなど、専門分野や特定の業界の求人は少ない傾向です。
専門性が高い分野の求人を探している人は、物足りなく感じるかもしれません。
情報が豊富で希望が叶えられる求人が見つかりやすいものの、専門職種には弱いことを理解しておきましょう。
dodaチャレンジはこんな人におすすめ
これまで紹介してきた通り、dodaチャレンジは障がい者求人に特化した転職エージェントで、大手や有名企業の求人を豊富に取り扱っています。
取り扱っている職種は事務系が最も多いので、デスクワークで転職したい人は、希望通りの求人を紹介してもらえる可能性が高いです。
また、セミナーや合同説明会が都市部での開催が中心となっているので、都市部で障がい者求人を探している人におすすめできるといえるでしょう。
dodaチャレンジで就職する流れ
dodaチャレンジの利用開始から転職までの流れは次の通りです。
- 会員登録
- アドバイザーと面談(カウンセリング)
- 求人紹介
- 応募/採用選考
- 内定獲得
まずは、dodaチャレンジの公式サイトから会員登録を行います。
一般的なWebサービスの会員登録同様、氏名や連絡先など基本的な情報のほかに、手帳の種類や障がい内容を入力するのは、障がい者求人に特化しているdodaチャレンジならではです。
会員登録後は、入力した障がいの種類に応じて担当アドバイザーが決まり、面談(カウンセリング)が実施されます。
面談でのヒアリング内容をもとに求人紹介されるので、希望条件をあらかじめ整理しておくとミスマッチを防ぎやすいので、しっかりと準備しておきましょう。
面談が終わると、アドバイザーから希望条件に沿った求人を紹介してもらえます。
そのなかに興味があるものがあれば、その旨をアドバイザーに申し出します。
採用選考に応募する企業が決まると、提出書類である履歴書や職務経歴書の作成がはじまりますが、これらの添削もしてもらえるので、初めて転職をする人でも安心です。
また、面接対策やその日程調整もアドバイザーが行ってくれるので、求職者は負担なく転職活動を進められます。
その後、万全の準備のもと面接に臨み、無事に内定を獲得できれば転職活動終了です。
dodaチャレンジに関する質問
dodaチャレンジに関するよくある質問、
- 地方在住でも利用可能?
- 誰でも利用することができる?
- 必ず求人を紹介してもらうことができる?
の3つについて解説します。