今回HR Techガイドでインタビューをさせていただいたのは、ダイレクトリクルーティング支援サービス「PRO SCOUT」を運営している株式会社VOLLECT様です。
ダイレクトリクルーティングに特化したサービスで、豊富なノウハウを持つプロが、戦略立案から面接の日程調整まで、すべてをサポートしてくれます。
ダイレクトリクルーティングを成功させたい方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。
ダイレクトリクルーティング代行サービス「PRO SCOUT」の公式サイトはこちら⇒
株式会社VOLLECT様へのインタビュー内容を紹介します
それでは早速、「株式会社VOLLECT様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。
Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、PRO SCOUTの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」
ダイレクトリクルーティングのプロが、戦略立案、スカウト配信、日程調整までを丸ごと代行するサービスです。
配信データとHR業界経験者のノウハウでスカウトの返信率を高めています。
特化型のサービスのため、ダイレクトリクルーティングに関連した業務のみお受けしておりますが、おかげさまで、大企業やメガベンチャーを中心に200社以上の導入実績があります。
Q2.「次にPRO SCOUTをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」
コンサルティングファームのリクルーターだった頃、ダイレクトリクルーティングを用いて採用活動をしていました。
その中で、ハイレイヤーの方を月間9人の採用に成功するという経験をします。
人材紹介では、成功報酬フィーと比較して、ダイレクトリクルーティングを使うことでコストを10分の1程度縮小させることができました。
その経験を受けて、ダイレクトリクルーティングは比較的安価での採用が可能で、人材紹介では出会えない優秀な人材にアプローチできる、非常に魅力的な採用手法だと改めて感じたことがきっかけです。
また、例えば「どの年齢層が、一番返信率が高かったのか」「どのスカウト文面が、一番効果が高かったのか」「どの業界の人が、効果が高かったのか」などの情報を蓄積させ、返信率の高い層を高い精度で見極められるようになれば、企業の採用は大きく改善すると思いました。
HRに関わっている方で、ダイレクトリクルーティングという言葉を知らない人はいないと思いますが、導入できていない会社や、うまく使いこなせていない会社はまだまだたくさんあります。
そういった会社の支援をしながら、ゆくゆくは採用にこびりつく癌を少しでも解消できるようなことができればと思いました。
そこで、2018年に自分が代表取締役としてVOLLECTを創業し、ダイレクトリクルーティング支援サービスPRO SCOUTをローンチしました。
Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際の、PRO SCOUTの強み・優位性を教えてください。」
大きく分けて3つあります。
- ダイレクトリクルーティングに特化したサービスであること
採用業務すべてを代行している企業や業務委託を派遣する人材アサイン型も多いですが、当社はダイレクトリクルーティングに特化しています。
そのため、ダイレクトリクルーティングの運用実績の豊富さはもちろん、ダイレクトリクルーティング専用のオペレーション体制を構築することで、「高品質」×「低価格」なサービス提供が可能なこと、次々とローンチされるスカウト媒体にいち早くキャッチアップし、クライアントのニーズ合わせた媒体を提案可能なことなどが強みです。
また、弊社のメンバーは、各媒体の細かい知識や返信率向上のノウハウを持っている、いわゆる「ダイレクトリクルーティングオタク」であることも強みでしょう。
HR業界の経験があれば、ダイレクトリクルーティングも簡単にできると思われがちですが、実はダイレクトリクルーティングには多くのノウハウや知識が必要で、奥が深いものです。
弊社のメンバーは、各媒体の細かい知識や返信率向上のノウハウを持っているため、その点は競合に負けないと思います。
- ABテストや細かい数値を出すことで効率的な運用を行うこと
スカウト文面や募集要項、ターゲットごとの開封後返信率や求人閲覧返信率を出すことで、どのターゲット・スカウト文面の返信率が高いのか、どこがボトルネックになっているのか等を見つけ出して共有します。
数値ベースでPDCAを回すため、着実に返信率を高めることができます。
- エンジニアを始めとする専門職採用に強いこと
今、IT人材は大きく不足しており、多くの会社がエンジニアやデジタルマーケティングができる人材を採用したいと考えています。
しかし、エンジニア採用は難解な用語や情報が多々ありますし、スカウト媒体も非常に多いため、プロとして顧客の採用支援を行うことは難しいです。
そんな中で、当社はエンジニア採用などを経験したことのあるHR経験者を多く抱えておりますし、もちろん社員にも知見があるため、顧客が必要としている人材要件をしっかりと把握してソーシング(スカウトする人材の選出)することができます。
さらに、当社はエンジニア向けの媒体を使用した経験が他社よりも多く、お客様に最適な媒体を勧めることができますし、ノウハウも持っています。
Q4.「スカウト代行サービスとして、戦略の立案フェーズから代行してもらうことは可能ですか?」
はい、可能です。
むしろ「代行」というと、お客様が出来ることを代わりに手伝うという意味合いで使われるケースが多いと思うのですが、その意味では弊社のPRO SCOUTは「代行」ではありません。
オペレーティブに配信代行をするだけではなく、ダイレクトリクルーティングを行う上で想定されるリスクや、それに対する打ち手、他社におけるダイレクトリクルーティングの成功事例などを踏まえて戦略立案のアドバイスさせていただきながら、パートナーとして併走させていただいております。
Q5.「どのような経歴やスキルを持ったプロフェッショナルが、スカウトを行ってくれますか?」
募集ポジションやスカウト媒体等に合わせて、その領域のプロフェッショナルのメンバーでチームを組成しております。
スカウト配信を担当するのは、厳しい選考基準を満たしたHR経験者です。
社員以外ですと、具体的には、下記のようなメンバーです。
- 新卒で大手人材サービス企業に入社し、不動産・コンサル業界を担当後、ベンチャーに転職してIT・web系のクライアントを中心に採用支援に従事
- 新卒で大手人材サービス企業に入社し、7年間RAとCAに従事し、現在はフリーランスとして採用支援を行う
- 新卒でエンジニアとしてシステム開発を経験しら後、SIerの採用担当として入社し、媒体選定、スカウト配信、面談、内定者フォローまで採用にかかわる仕事全般を担う
Q6.「スカウト業務を代行してもらいながら、日々の進捗や改善レポートなども提供してもらえますか?」
はい、もちろんです。
隔週でレポーティングをさせていただき、状況報告、課題提起、その要因、解決策までご提案させていただいております。
また、それ以外のタイミングでも、「今どのような状況なのか?」を毎度問い合わせるのは大変ですので、当社では、詳細なスケジュールを共有することはもちろん、リアルタイムで配信状況が見られるレポートも共有いたします。
今弊社が何を行っているのか、作業の経過を確認することが可能です。
Q7.「すでに多くの導入実績があります。大企業やメガベンチャー向けのサービスとなりますか?」
結果として、実績としては大企業やメガベンチャーが多いのが現状です。
もちろん、中小企業やベンチャー企業の導入実績もございますが、中小企業やベンチャー企業となると「ダイレクトリクルーティングだけ」というより、人材紹介や求人広告など複数のチャネルにまたがって支援することを求められるケースが少なくありません。
そういった採用全般のご支援となると、どうしてもサービスのフィット感がなくなってしまうため、結果的にダイレクトリクルーティングの専任者がいるような比較的大きめの会社が多くなっております。
Q8.「大半のスカウト業務をお任せできると思います。スカウト代行をお任せした場合でも、自社でやらなければならない業務はどこになりますか?」
そもそも、PRO SCOUTを導入していただくだけで、採用が成功するとは思っていません。
PRO SCOUTは母集団形成をするためのものであり、候補者に対して興味喚起することに過ぎず、その後の面談で実際に候補者に「入社したい」と思ってもらうには、人事の方々など、お客様側の対応や進め方がとても重要です。
お客様には、その部分にフォーカスしていただけるように、それ以外の部分を我々のサービスで補填していただいています。
つまり、お客様には、候補者に対してどう魅力訴求するのか、ここを徹底的にブラッシュアップしていただきたいと思っています。
Q9.「株式会社VOLLECTとしての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」
「ダイレクトリクルーティングで最も頼れる会社」になることです。
当社がサービス開始した3年前、ダイレクトリクルーティングは新興系の会社を中心に広がりを見せていました。
しかし現在は、企業の新旧に関わらず多くの会社がダイレクトリクルーティングでの採用を強化しています。
とは言え、自社で運用できる会社は限定的で、ダイレクトリクルーティングの運用を外部にアウトソーシングする流れは増加の一途を辿っています。
この流れから、以前から採用全般を支援してきた企業もダイレクトリクルーティングの支援に参入してくる等、業界のプレーヤーは増えてきました。
このように競争は激しくなっていますが、弊社としては、目の前のお客様の支援に尽力しながら、配信データや媒体毎の運用ノウハウを蓄積させ、厳選されたスカウト配信担当の確保を重視することで「ダイレクトリクルーティングで最も頼れる会社」になるべく精進していきたいと思っています。
Q10. 「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」
すごく表現が難しいのですが、このPRO SCOUTは、一言でいうと「真面目」「誠実さ」をとても重視しています。
ダイレクトリクルーティングで採用成功している会社は、その時の結果がどうであれ、運用・改善をし続けているという共通点があります。
つまり、継続的にダイレクトリクルーティングを運用し成果を出すには、「真面目」に、「誠実に」やっていくことが何よりも重要です。
その前提が無い中では、ノウハウやデータなどに価値は生まれてこないと思っています。
株式会社VOLLECTは、どんな状況でも諦めずに、改善案をご提案していくことを大切にしています。
株式会社VOLLECTの会社情報
会社名 | 株式会社VOLLECT |
所在地 | 東京都品川区西五反田一丁目26番2号 五反田サンハイツ911 |
代表取締役社長 | 中島大志 |
公式サイトURL | https://vollect.net/ |
最後に
今回は、「PRO SCOUT」を提供している株式会社VOLLECT様のインタビュー記事を紹介しました。
独自のノウハウを提供してもらえるだけでなく、返信率などのデータやリアルタイムのレポートなど、数値で可視化されているのも非常に安心感がありますね。
その中で「真面目」「誠実さ」を押し出しているのも印象的でした。
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからPRO SCOUTの公式サイトをチェックしてみてください。
株式会社VOLLECT様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!
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