今回HR Techガイドでインタビューをさせていただいたのは、ビジネスSNS「Wantedly」を運営しているウォンテッドリー株式会社様です。
「条件」ではなく「共感」にフォーカスしたマッチングができるサービスで、給与よりもやりがいを重視するミレニアル世代以降に支持されています。
仕事を楽しみたい方、仕事を楽しむ方と働きたい方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。
330万人・42,000社が利用する「Wantedly」の公式サイトはこちら⇒
ウォンテッドリー株式会社様へのインタビュー内容を紹介します
それでは早速、「ウォンテッドリー株式会社様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。
Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、Wantedlyの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」
Wantedlyは、「シゴトでココロオドルひとをふやす」ために、はたらくすべての人が共感を通じて「であい」「つながり」「つながりを深める」ためのビジネスSNSです。
2012年2月のサービス公式リリースから現在まで、登録会社数42,000社、個人ユーザー数330万人を突破し、国境を越えて「はたらくすべての人のインフラ」を創っていきます。
Q2.「次にWantedlyをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」
代表の仲は、Facebook Japanに初期メンバーとして参画していました。
その中で、SNSの可能性を肌で感じ、「シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションのもと、「はたらくを面白く」を実現するために、ビジネスSNS「Wantedly」は生まれました。
Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際の、Wantedlyの強み・優位性を教えてください。」
従来型の求人サイトのような給料や福利厚生といった「条件」を軸にしたマッチングではなく、会社のミッションやビジョン、そこで働くひとの想いへの「共感」にフォーカスしたマッチングを実現している点が大きく異なるポイントです。
2025年には労働市場の過半数を超えるミレニアル以降の世代は、仕事選びにおいて給与水準よりも仕事内容のやりがいを重視する傾向があります。
これからの日本を支える世代の価値観にマッチしたサービスを2012年2月から運営し続け、改善を重ねてきたのがWantedlyの強みです。
Q4.「330万人のプロフィールと42,000社の募集があるとしています。登録者や登録企業は増え続けていますか?」
登録者、登録企業とも年々増え続けてきています。
Q5.「幅広い業界や職種が集まっていると思いますが、特に充実している業種などがあれば教えてください。」
Wanteldyの登録企業は42,000社にのぼり、業種は多様化していますが、特に情報通信、コンサルティング・リサーチ、広告・マーケティングといった業種が充実しており、登録企業全体の約半数を占めています。
Q6.「企業と個人が相互理解を深め、マッチングしやすいプラットフォームを作るために工夫していることはありますか?」
大きく2つあります。
- 会社のミッション・ビジョンや、そこで働く人の想いを見やすくしている
- 募集ページに「話を聞きに行きたい」ボタンを設置し、働き手と企業が最初にカジュアルに出会える仕組みを設定している
カジュアルに、企業と求職者が互いにフラットに話しをすることで、お互いへの理解を深め、相手のビジョンや価値観に共感できるかどうか、見極めることができます。
Q7.「個人プロフィールなどインターフェースが魅力的だと思います。実際に相互のコミュニケーションは活発に行われていますか?また企業側にとっても良い人材とのコンタクトが見込めますか?」
従来型の、いわばオンライン版職務経歴書のようなプロフィールと比較して次のような特徴があります。
- これまでの仕事を事実として並べるだけではなく、仕事に対する想いも表現できる
- 過去だけではなく、未来への想いも表現できる
そんな「あなたのシゴトを物語る、1ページ」としてアップデートしています。
オンライン上でコミュニケーションする上で自己紹介ツールとして利用したり、SNSのプロフィール文にWantedlyのプロフィールのURLを記載したりする方も多いです。
もちろん企業側からも、個々人が過去やってきたことだけではなく未来への意志、ビジョンを見てコンタクトすることが出来るので、より会社の目指す方向性との相性を重視した方とマッチングしやすくなります。
Q8.「採用に力を入れたい企業にとって、Wantedlyをどのように活用すべきか、具体的な方法を教えてください。」
ミレニアル世代以降の特徴のひとつが、仕事を選ぶ動機の1位が「お金」ではないことです。
心の充足を大切にするミレニアル世代以降の共感を得るには、企業のビジョンや事業内容をきちんと言語化する必要があります。
ミレニアル世代以降の情報収集は多くがネット上で完結するため、しっかり言語化したものをネットで発信することが前提です。
ただ、企業のビジョンを求人情報上に一度発信するだけでは、なかなかユーザーに見てもらえません。
ブログやSNSで自社のことを継続発信し、それを日々積み重ねておく。
情報を発信するというより、いろいろな情報をあらかじめネット上に「置いておく」イメージで、発信を続けることが大切です。
Q9.「ウォンテッドリー株式会社としての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」
嫌々働くのではなく、仕事自体が面白くて夢中になり、結果的に経済力や社会的地位が身につく人をどんどん増やしていければと思っています。
現在330万人ほどのユーザーの方に使って頂いていますが、月間利用者数を1,000万人にのせ、FacebookやTwitterのような存在にしたいという目標を持っています。
Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」
シゴトに夢中になり、何かを成し遂げる人をこれからも増やすべく、Wantedlyは進化を続けます。
「シゴトを楽しみたい」「面白いシゴトをしたい」、そう思う方、そう思う方と働きたい方はぜひWantedlyをご活用ください。
ウォンテッドリー株式会社の会社情報
会社名 | ウォンテッドリー株式会社 |
所在地 | 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F |
代表取締役社長 | 仲 暁子 |
公式サイトURL | https://wantedlyinc.com/ja |
最後に
今回は、「Wantedly」を提供しているウォンテッドリー株式会社様のインタビュー記事を紹介しました。
ただの仕事探しの手段ではなく、仕事をベースとした自己表現の場として使われていることが興味深いですね。
ミレニアル世代以降のニーズを丁寧に実現したサービスで、今後さらに存在感を増していくことは間違いありません。
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからWantedlyの公式サイトをチェックしてみてください。
ウォンテッドリー株式会社様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!
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