今回HR Techガイドでインタビューをさせていただいたのは、テクノロジーを活用した学びのプラットフォーム「UMU」を運営しているユームテクノロジージャパン株式会社様です。
今までのeラーニングのような受け身の学習ではありません。
『UMU』の1番のポイントは、受けた研修や学んだ学習が、実務に生きる『パフォーマンスラーニング』につなげることができることです。
学びの成果を最大化したい方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。
インタラクティブな学びのプラットフォーム「UMU」の公式サイトはこちら⇒
ユームテクノロジージャパン株式会社様へのインタビュー内容を紹介します
それでは早速、「ユームテクノロジージャパン株式会社様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。
Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、UMUの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」
最先端テクノロジーと学習の科学を組み合わせ、学習者のパフォーマンス向上を目的として開発されたプラットフォームです。
オンライン・オフライン・集合・個別学習、どのようなシーンでも利用でき、それらのブレンドも容易に行えます。
そのため、新人研修・営業研修・マネージャー研修といった研修だけの利用だけに留まらず、日々の業務・職場を中心とした学びの提供が可能です。
組織学習の効果を最大化し、企業の生産性向上を実現します。
そして、UMUの頭文字「U(あなた)、Me(私)、Us(私たち)」にあるとおり、誰もが講師となって教え合い・学び合いできることを目指したシステムです。
UMUは一方通行の学びではなく、インタラクティブな機能によって学習者にアウトプットをさせる学習を設計でき、求める成果(パフォーマンス)を生み出します。
Q2.「次に、競合サービスと比較した際の、UMUの強み・優位性を教えてください。」
UMUは、学びを日々の業務の中に組み込み、学習の結果を業務パフォーマンスにつなげることができます。
よくあるeラーニングでは、いくつかの動画を観て最後にテストに答えるだけで終わってしまうため、学んだことが学習者の身にならないことも多いのではないでしょうか。
また、よくある集合研修では、その日限りのイベントとなってしまい、実際の業務で活かせる学びにつながっていないことが問題点として挙げられます。
UMUでは、最新のテクノロジーが搭載された様々な機能を活用して、オンライン・オフラインに関わらず学びを提供でき、自社の運用に合わせたパフォーマンスにつながる学びを自由に設計可能です。
そして、講師からの一方通行の講義を、学習者によるアウトプット重視のインタラクティブな学びへと変革します。
学習プラットフォームとしてUMUを活用することで、組織内で相互に学び合う文化を醸成、ナレッジ共有を促進し、組織全体の生産性向上につながるはずです。
Q3.「最新テクノロジーを活用しているとあります。最新テクノロジーとはライブ配信やAIによるフィードバックでしょうか?具体的に教えてください。」
AI技術を中心に、新たな機能の開発をどんどん行っております。
- AIコーチング機能
ビジネスでのコミュニケーション、プレゼンテーションやセールストークなどに対して、AIがリアルタイムにフィードバックを提供します。 - AI音声スライド
講師のプロフィール画像と原稿をアップロードするだけで、AIが代わりに自動的に字幕付きのスライドを生成し、ビデオ形式のコンテンツを作成します。 - uShow AI
学習者の感情的な表現や行動までもAIディープラーニングで算出し、営業の提案スキルを向上させます。
将来的には、個人の学習履歴や与えられた役割からAIによっておすすめの学習コンテンツが紹介され、より個別最適化された学習が可能になります。
また、ライブ配信では、OBS(Open Broadcaster Software)ストリーミングツールを活用しながら放送できるようになるなど、すでに普及しているツールと組み合わせながら学習を提供できるよう、スピード感を持って機能開発を行っております。
Q4.「スマホから学習することは可能ですか?」
可能です。
iPhone、Android、iPad、お好きなモバイル端末からいつでもどこでも、自分の進捗に合わせて学習できます。
企業事例では、地方の新入社員が移動中のスキマ時間にUMUを活用して学習を進めた結果、2位とは10倍の差をつけて、3ヶ月で1,000万の受注をしたという実績があります。
Q5.「単発的な研修ではなく、全体を考えて研修の構成や管理をすることはできますか?また履歴や点数なども管理できますでしょうか?」
研修の事前・事後を含めた学習ができます。
例えば、研修前に動画を見て事前知識をインプットした状態で研修に参加してもらい、当日は ディスカッションやグループワークなど学習者のアウトプット中心の学びをし、研修後はテストや動画課題を提出してもらい、学んだことの定着を測るといった設計が可能です。
アカウントごとに学習履歴が残るため、進捗状況の管理が容易にできます。
また、講師による採点はもちろんのこと、AIによる採点で講師の負担を軽減することができる上に、学習者同士の採点・フィードバックができるため、お互いの学び合い促進にもつながります。
Q6.「学習に関するツールをUMU1つにまとめることはできますか?システム導入が苦手な人事部員でも導入から運用まで可能でしょうか?」
様々な学習コンテンツをUMUにひとつにまとめ、複数のコンテンツを組み合わせて学習効果の高い学びを提供することが可能です。
UMUは、直感的な操作で学習コンテンツを簡単に作成できます。
そして、機能説明やマニュアルなどが確認できる「UMU Academy」という、どなたでも無料で参加でき、UMUを実際に体験しながら学べる場を提供しておりますので、ITに苦手意識がある方でも安心してご利用ください。
また、エンタープライズ版をご購入された際は、専任のコンサルタントがつきますので、学習設計の相談や操作の確認をしていただけます。
Q7.「AIをトレーニングプログラムにも導入しているとあります。AIを活用することでどのような学習が可能になるのか教えてください。」
私たちが提供するAIコーチング機能は、まず、セールスのトークスキル向上によく活用されています。
- 学習コンテンツを視聴(自社のトップセールスのトーク動画など)
- AIフィードバック(自分で実際に話す練習動画を撮影し、AIによるフィードバックを受ける)
- 結果を見て再度練習
- 講師からのフィードバック
- 実際の現場で発揮する
AIの即時フィードバックが学習者の練習を促進させてくれるため、上記のサイクルを回すことで、パフォーマンス向上につながります。
実際の企業事例として、全国180名参加のロールプレイ大会をUMU上で開催した事例があります。
全員がUMU上に動画投稿し、大会形式で投票して順位決めをし、上位のものをお手本動画として今後の学習コンテンツに採用されました。
このように、オンラインの力でハイパフォーマーのノウハウを全国に共有し、組織全体のパフォーマンス向上につなげることができます。
また、新メンバーが入ってきたときのオンボーディングプログラムとして、会社のこと・製品のことを語れるようにトレーニングすることにも活用されています。
ひとつのコース例:
お手本となる動画などのコンテンツで学習した後、自分でも話せるように練習動画をアップロード
↓
そして、AIを活用することで、学習者の能力向上だけでなくトレーニングコストの削減にもつながります。
通常の研修で起こる悩みとして、トレーナーが学習者にタイムリーな個別のフィードバックが難しかったり、学習者の数が多いとトレーナーの工数がかかってしまい、学習効果が損なわれたりすることが挙げられます。
かと言って、学習の効果を担保するためにトレーナーの数を増やすと、コストの増加が避けられません。
UMUのAIコーチングを活用すれば、学習者に対してタイムリーにフィードバックでき、撮影した練習動画を共有して学習者の同士のフィードバックも可能なため、トレーナーの人数を増やすことなく、効果的な学習が担保されます。
Q8.「ユームテクノロジージャパン株式会社としての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」
ユームテクノロジージャパンは、これからも人の可能性を最大化させる「学び」のリーディングカンパニーとして、学習に関わる人全てをつなぎ、世界を”良く”していきます。
人は、学ぶことでしか進化が望めません。
「学習」だけが、人・組織の未来を変える鍵となります。
世界中すべてのひとが学び、教え、パフォーマンスを上げることに、本気で向き合っています。
その延長線上に、貧困や戦争のない世界の実現を目指しています。
Q9.「最後にインタビュー記事の読者について、一言お願いします!」
企業人材育成において、研修や人材教育を通じて働く人1人1人が良質なアウトプットを実現し日本全体の生産性を上げること。
そして最終的には企業だけではなく、個人の学びの成功にコミットしていきたいと考えています。
「ほとんどの方が利用しているLINEやFacebookのように、UMUを毎日アクセスする学習のアプリとしてインストールしてもらいたい。」
その思いを胸に、これからもより良いサービスを提供していきます。
ユームテクノロジージャパン株式会社の会社情報
会社名 | ユームテクノロジージャパン株式会社 |
所在地 | 東京都港区六本木7-8-6AXALL ROPPONGI |
代表取締役社長 | 松田 しゅう平 |
公式サイトURL | https://umujapan.co.jp/ |
最後に
今回は、「UMU」を提供しているユームテクノロジージャパン株式会社様のインタビュー記事を紹介しました。
パフォーマンスを生み出す学びを実現するために、仕組みやシステムを変えるだけでなく、AIに講師代わりになってもらうのは非常におもしろいですね。
これからも、インタラクティブな学びで多くの人や企業を良い方向に導いてくれることでしょう。
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからUMUの公式サイトをチェックしてみてください。
ユームテクノロジージャパン株式会社様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!
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