請求書カード払いおすすめ10選のスペック・手数料を比較してみる

目次

おすすめの請求書カード払いサービス10選

銀行融資やファクタリングのように、企業の資金繰りをサポートする金融サービスとして注目されているのが「請求書カード払い」です。

まずは、おすすめの請求書カード払いサービスを10社紹介します。

スクロールできます
サービス・会社名手数料対応ブランド利用対象
支払いドットコム4.0%JCB、VISA、Mastercard、
AMEX(セゾンか三菱UFJニコス発行)
法人
個人事業主
DGFT


3%
(1万円未満は一律300円)
JCB、VISA、Mastercard、
ダイナース、セゾンカード、
三菱UFJニコス発行AMEX
法人
個人事業主
LP2.95%
(最低支払手数料600円)
JCB、VISA、Mastercard、
セゾン発行AMEX
法人
個人事業主
フィント2.5%
(利用開始月2.2%)
JCB、VISA、Mastercard、
セゾン発行AMEX
法人
個人事業主
ラボル3.0~3.5%
(11,000円未満の利用は一律360円)
JCB、VISA、Mastercard、
デビットカード、プリペイドカード
中小企業
個人事業主・フリーランス
フリーウェイ2.7%JCB、VISA、Mastercard、
セゾンAMEX
法人
個人事業主
INVOY3.0%
(10万円以下は一律3,000円)
JCB、VISA、Mastercard、法人
個人事業主
ゆとりペイ2.9%
(最低支払手数料990円)
JCB、VISA、Mastercard、
セゾン発行AMEX
法人
個人事業主(適格請求書発行事業者)
マネーフォワード
ケッサイ
2.7%
(10万円以下は一律3,000円)
JCB、VISA、Mastercard、法人
個人事業主(法人への支払いのみ)
三井住友カード3%VISA、Mastercard法人
個人事業主(法人への支払いのみ)

支払いドットコム

支払いドットコムとは、株式会社UPSIDERが株式会社クレディセゾンと共同で運営している請求書カード払いサービスです。

東証プライム上場の大手クレジットカード会社であるクレディセゾンと共同運営という点は、安心感を重視する事業者にとって心強いポイントです。

2025年11月時点で利用企業は10万社を超えており、請求書カード払いサービスの中でも高い知名度を誇ります。

1回あたり1万円以上の支払いが対象で、上限金額は設けられていません。

カードの利用枠内であれば高額な支払いにも対応できるため、まとまった資金が必要になる仕入れや外注費の支払いにも活用しやすいでしょう。

知名度や利用実績を重視しながら、自社に合った請求書カード払いサービスを選びたい事業者に向いています。

DGFT

DGFT請求書カード払いとは、東京証券取引所プライム市場上場の株式会社デジタルガレージが運営するサービスです。

請求書カード払いとしての資金繰りのサポートはもちろん、請求書管理ツールとしても使える点が魅力。

郵送・FAX・メールなどで受領した請求書をデータとして登録すれば、月々の支払いや支払い期限ごとの管理ができます。

そのうえで、資金繰りが厳しい時にはカード払いを活用できるため、管理と支払いの両方を1つにまとめたい事業者に向いています。

また、電子帳簿保存法にも対応しているため、経理管理の効率化が叶う利便性の高いサービスと言えるでしょう。

LP

LP請求書カード払いとは、株式会社リンク・プロセシングが提供するサービスです。

インフキュリオンのグループ会社として、キャッシュレス決済ソリューションを提供しており、その一つに請求書カード払いがあります。

特徴は、法人向けサービスとして保険料等の支払いにも対応している点です。

厚生年金保険料・健康保険料・介護保険料・雇用保険料といった、従来は金融機関の窓口や口座振替で行っていた納付手続きをデジタル化することで、業務効率化とキャッシュフロー改善をサポートします。

また、契約しているクレジットカードの範囲内であれば、カード払い金額の上限・下限は設けられていない点もメリットです。

Finto

Fintoカード後払いは、ビジョナル株式会社(東証プライム上場)のグループ企業であるトラボックス株式会社が運営しているサービスです。

Fintoは、トラボックスが提供する金融サービスの総称で、請求書カード払い以外にも、ファクタリングや請求書の自動振り込みなど企業をサポートする様々なサービスを提供しています。

Fintoカード後払いの大きな強みは、手数料の低さにあります。

請求書カード払いの手数料相場がおおよそ3%台を推移している中、Fintoは2.5%となっており、できるだけ負担を抑えたいと考える事業者に選ばれやすいでしょう。

さらに、利用開始月は2.2%とさらに低い手数料で利用できるため、請求書カード払いをまずは試してみたいと考える層にも使いやすい設計です。

ラボル

ラボルのカード払いは、株式会社ラボルが提供するサービスで、大手信販会社であるオリエントコーポレーションと提携して運営されています。

手数料は、申請額やカードブランドによって以下のように設定されています。

  • Visa、Mastercard:3%
  • JCB:3.5%
  • 申請額11,000円未満の場合:一律で360円

特徴は、取引先への支払いだけでなく、自社で購入した商品の代金や家賃・各種経費の支払いにも対応している点です。

一般的な請求書だけでなく、幅広い支払いをクレジットカード決済に切り替えられるため、資金繰りの調整に役立つでしょう。

フリーウェイ

フリーウェイ請求書カード払いは、フリーウェイフィナンシャル株式会社と株式会社インフキュリオンが共同で運営するサービスです。

累計カード決済額は20億円以上、即日振込率は95.8%と、利用実績の多さとスピード感を強みとしています。

50万円の請求書のうち、30万円は自社の口座から振込・残りの20万円を請求書カード払いサービス利用といった、柔軟な対応ができる点も特徴。

公式サイトには手数料シミュレーターもあるため、手数料額や手元の現金と相談しながら利用の可否を検討できるでしょう。

INVOY

INVOYの請求書カード払いは、株式会社FINUXが運営するサービスです。

登録者数は10万ユーザー以上、累計取引高は100億円を超えるなど、国内の幅広い事業者をサポートしています。

高額な請求も、数枚のカードを組み合わせて支払うことができる点は、他社ではあまり見られないINVOYの魅力です。(VISA、Mastercardのみ)

また、最短当日から最長で30日後まで振込日を指定できるのもポイント。

すぐに取引先への支払いを済ませたい時だけではなく、振込忘れがないよう前もって準備しておく使い方もできます。

ゆとりペイ

ゆとりペイとは、決済サービスや売掛金の早期資金化といったBtoBソリューションを提供する株式会社サウスエージェンシーの請求書カード払いサービスです。

請求者向けの機能も備えている点が特徴で、請求側がカード決済リンクを発行して取引先に送ることで、取引先企業はカード決済が可能に。

これにより入金遅れや未回収リスクを回避でき、安定した取引が可能になるでしょう。

また、適格請求書発行事業者であれば、個人事業主を含む個人間取引の請求書であってもOK。

請求書関係のサービスで、個人間取引であることが理由で利用をためらっていた人にとっては嬉しい内容でしょう。

マネーフォワードケッサイ

マネーフォワード請求書カード払いは、株式会社マネーフォワードのグループ会社であるマネーフォワードケッサイ株式会社が提供する事業者向けサービスです。

通常の手数料は支払額の2.7%となっていますが、月間200万円以上利用実績のある事業者には、通常よりも低い手数料率での案内ができる場合があるとされています。

まとまった金額や継続的な利用を検討している場合、条件次第で手数料を抑えられる可能性がある点は魅力です。

振込日は、毎月5.10.15.20.25.月末となっており、それ以外の日にちでの振り込みには対応していない点には注意が必要です。

三井住友カード

三井住友カードの請求書カード払いは、三井住友フィナンシャルグループに属する三井住友カード株式会社が提供するサービスです。

社名から、三井住友カードが発行したクレジットカード向けのサービスであるとイメージしてしまいがちですが、実際は「国内発行のVisa、Mastercardブランドのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードが利用対象」となっています。

世界的にも知名度のある大手フィナンシャルグループのサービスということで、社会的信用や安心感を大切にしたい事業者に選ばれる傾向があります。

外注費や印刷・製作費はもちろん、仕入れ・通信費・広告宣伝費・リース料など、幅広い支払いをカード払いに置き換え可能。

申込から最短即日でサービスが利用できるスピード感も高く評価されています。

おすすめ請求書カード払いサービスの手数料を比較

ここまでのおすすめ10サービスの手数料だけを比較し、安い順に並び替えました。

サービス名手数料
フィント2.5%(初月2.2%)
マネーフォワードケッサイ2.7%(10万円以下は一律3,000円)
フリーウェイ2.7%
ゆとりペイ2.9%
LP2.95%(最低手数料600円)
DGFT3%(1万円未満は一律300円)
三井住友カード3%
INVOY3%(10万円以下は一律3,000円)
ラボル3~3.5%(11,000円未満は一律360円)
支払いドットコム4%

いち早く知名度を獲得した支払いドットコムを倒すべく、より低い手数料のサービスが次々に参入している状況です。

請求書カード払いとは

請求書カード払いとは、本来は銀行振込で支払う請求書の代金を、カード決済に切り替えられる仕組みです。

企業向けの資金繰り支援サービスの一つとして提供されており、融資やファクタリングと並んで、事業者のキャッシュフロー改善手段として利用されています。

カード払いサービスの流れ

STEP
サービスに登録し、利用手続きを行う

請求書のアップロード、カード情報の入力などが必要です。

STEP
サービス会社が取引先に振込を代行(建替)する

基本、カード払いを利用したことは取引先に通知されません。

STEP
利用者は普段どおりカード会社に利用分を支払う

建替分+手数料(数%)がサービス会社から請求されます。

このように、請求書の支払いをカード決済に置き換えることで、実際の現金支出を後ろ倒しできる点が特徴。

カードの限度額の範囲内で行うため、融資のような審査書類が不要なケースが多い点もメリットといえます。

基本的に、請求書カード払いを利用したことが取引に伝わることはありませんが、対応範囲や必要書類はサービスごとに異なるため事前に確認しておきましょう。

請求書カード払いのメリット

請求書カード払いを利用するメリットを5つ紹介します。

支払いタイミングを後ろ倒しにできる

請求書カード払いでは、手元の資金を減らさずに支払いだけ先に済ませることができます。

実際の引き落としはクレジットカードの支払日に行われるため、手続きのタイミングやカードの締め日にもよりますが、最長で約60日程度の猶予を確保できる場合があります。

資金繰りに余裕がない月や、入金が遅れる可能性がある場面では、自社の信用を維持しながら取引先への支払いに対応できる手段として活用できるでしょう。

利用のハードルが低い

融資のような借入ではなく、クレジットカード決済への切り替えとしての扱いとなるため、心理的なハードルが低い点も特徴です。

銀行融資やビジネスローンのような厳格な審査や多くの書類提出が不要なケースも多く、借金を抱えることに抵抗がある人でも利用を検討しやすいという声もあります。

もちろん、支払いを後ろ倒しにしているだけなので、資金繰りの根本的な解決にはなりませんが、一時的なキャッシュフロー改善に大きな効果を発揮するでしょう。

手数料が低め

ファクタリングや一部の融資手段と比較すると、手数料が低めに設定されているケースが多いのも特徴です。

サービスによって差はありますが、手数料は利用額の数%程度が相場となっており、クレジットカードのポイント付与サービスなども加味すると実質的な負担はさらに低くなるケースもあります。

コストを抑えながら支払いタイミングを調整できる点は、資金繰り改善の選択肢の1つとして検討してみる価値があるでしょう。

ポイント還元や利用実績につながる

クレジットカード決済として処理されるため、カードのポイントやマイルが付与される場合があります。

還元率の高いカードを活用すれば、実質的なコスト負担の軽減につながるでしょう。

また、カード利用実績の積み上げにもなるため、法人カードの運用面でもメリットがあります。

関連サービスを利用できることも

請求書のアップロードやカード情報の入力だけで支払いが完結するサービスも多く、振込作業の手間が削減できます。

サービスによっては、請求書の管理機能や支払いの一元化機能を備えているものもあり、経理業務の効率化につながるなど、単なる決済手段にとどまらず、業務改善ツールとしての側面も持っています。

請求書カード払いのデメリット

請求書カード払いを利用する際に知っておくべき4つの注意点を紹介します。

現金が調達できるわけではない

請求書カード払いは、融資やファクタリングのように現金を調達するサービスではありません。

今から支払うべき請求書を、「クレジットカード払いに変更して支払いを後ろ倒しにする」というものであり、根本的に資金が足りない状況を直接的に解決する手段とはならない点には注意が必要です。

「事業用資金として自由に使える現金を調達したい」と希望する場合には、請求書カード払いではなく別の金融商品の利用を検討しましょう。

手数料がかかる

請求書カード払いは、請求書の額面に加えて数%の手数料がかかります。

利用金額の2~4%程度が相場となっており、利用金額に比例して手数料負担も大きくなるでしょう。

仮に手数料が利用額の3%・10万円の請求書をカード払いした場合、クレジットカードで10万3千円が決済されるといったイメージです。

数千円程度であれば気にならないと考える方でも、積み重なると大きな出費となってしまうため注意しましょう。

カードの限度額内でしか使えない

請求書カード払いでは、登録したクレジットカードのショッピング枠の範囲内が利用の限度額となります。

クレジットカードを利用枠いっぱいに使っている場合や、カードの限度額を超えた大口の請求書の支払いを先送りしたい場合など、希望に沿った使い方ができないケースもあるでしょう。
法人カード・事業者個人名義のカードなど使用できるクレジットカードの種類や、国際ブランドについては、サービスごとに内容が異なるため事前に確認の上で申し込むようにしてください。

使える範囲がサービスごとに違う

一口に「請求書カード払い」といっても、請求書であればすべてOKというわけではなく、対応範囲には各社で差があります。

取引先である法人向けの請求書にのみ対応とするところもあれば、ネットでの事務用品の購入など自社で購入した商品の代金や各種経費の支払いにも対応しているサービスも。

また、自社の家賃の支払いや社会保険料など請求書とは少し性質の異なるものにも対応しているケースもあります。

導入前には「何を払いたいのか」をあらかじめ検討した上で、自社の希望にあったサービスを選ぶことが大切です。

請求書カード払いに関する質問

個人事業主でも使える?

利用者として個人事業主が対象かどうかは、サービスごとに異なります。

法人向けに限定しているサービスもあれば、個人事業主やフリーランスでも利用できるサービスもあります。

また、利用者として個人事業主がサービスを申し込めるかどうかと、支払先として個人や個人事業主宛の請求書が利用できるかどうかは別の条件となるため注意が必要です。

実際、個人事業主でもサービスを利用できる一方で、支払先は法人宛の請求書のみとなっているケースもあります。

審査はある?

融資のような厳しい審査や多くの書類提出が求められるケースは少ないものの、まったくの無審査というわけではありません。

利用可否は各サービス提供会社の基準に基づいて判断されるため、申込み内容によっては利用できない場合もあります。

取引先にサービスを利用したことはバレる?

振込名義を指定できるサービスであれば、取引先に請求書カード払いの利用が直接伝わる可能性は低いと考えられます。

また、カード会社への支払いが遅れたとしても、そのことが取引先に直接知られることはありません。

ただし、振込名義や通知の仕様はサービスごとに異なるため、事前確認が重要です。

何を基準に選べばいい?

手数料の水準だけでなく、対応しているカードブランド・利用できる支払い先の範囲・振込スピード・土日祝日も対応しているかなどを総合的に比較して決めることが重要です。

また、取引先への請求書以外にも自社の支払い内容(仕入れ・保険料・経費など)に対応しているかどうかも、事前に確認しておくとよいでしょう。

支払い遅延や信用情報への影響は?

請求書カード払いの利用そのものが、信用情報に直接影響することは基本的にありません。

ただしクレジットカードの利用代金の支払いを遅延すると、カード会社との契約条件に影響する可能性やその情報が信用情報機関に記録される場合もあります。

将来的なローン契約や融資・金融契約のためにも、カード利用代金の支払い管理は適切に行いましょう。

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