Biz LENDING(ビズレンディング)とは

Biz LENDING(ビズレンディング)は、三菱UFJ銀行の「中小企業向けオンライン融資サービス」です。
国内3大メガバンクの一つである三菱UFJ銀行が提供しているため、融資を受ける金融機関の知名度・信頼性を重視したい経営者にとっては検討しやすいでしょう。
このサービスではネットバンクのようにオンラインでの手続きが基本で、24時間いつでも申し込み可能・決算書不要・AIによるスピード審査などを強みとしています。
Biz LENDINGの評判
サービス自体の知名度がそれほど高くなく、中小企業向けビジネスローンという性質もあって、ネット上でのBiz LENDINGの口コミは少なめです。
現時点で参考になりそうな声を一部紹介します。
ポジティブな評判
緊急融資の実行までに、つなぎが必要な方で、三菱UFJ銀行のネットバンキングを使っている方。 Biz LENDINGを申し込んでみてください。 審査申込から最短 2 営業日で、無担保・無保証で借り入れが可能。 本当に、書類のやり取りない。 驚いた、素晴らしい、AI融資
引用:@keiri_nitaのポスト
MUFJユーザーの中小企業が手軽に使える銀行融資、それがBiz LENDINGです。
これまでの取引実績をベースにAI審査で可否・条件が決まるので、一定利用してきているならチャンスがあるでしょう。
ネガティブな評判
三菱UFJのBiz lending の金利15%未満というあやふやな表記が高利貸しを思い起こすのは俺だけか?この低金利の時代に。
引用:@130riderのポスト
Biz LENDINGの金利は2026年現在、年0.8%~14.0%です。
後ほど紹介しますが、他の金融機関のビジネスローンと比べても決して高利ではありません。
弊社代表が三菱UFJ銀行のBiz LENDINGという新型コロナウィルス感染症拡大に伴う影響を受けた法人向けの借り入れ申請をしましたが駄目でした。銀行は相変わらず貸してくれないですね。
引用:@0402toのポスト
Biz LENDINGはコロナ禍に突入する直前の2019年6月に始まったサービスです。
銀行が融資に慎重なのは確かですが、Biz LENDINGは中小企業向けの小口融資がコンセプト。
ノンバンクに相談する前にシミュレーションやチャット相談だけでもしてみてもいいでしょう。
Biz LENDINGの特徴・強み4つ
Biz LENDINGは、大手銀行が提供する融資商品でありながら、手続きのしやすさとスピード感を兼ね備えている点が特徴です。
従来の銀行融資との違いやBiz LENDINGならではの強みを理解し、自社に合った資金調達方法か検討してみてください。
1.メガバンクの安心感
法人の資金繰りをサポートしてくれる金融機関は多々ありますが、まとまった金額の融資を受ける際は、運営主体の信頼感を意識して選びたいもの。
誰もが知るメガバンクの三菱UFJ銀行であれば、その点は心配ありません。
個人向けの金融サービスはもちろん、企業向けの融資やリスク管理・資産運用にも注力した事業も展開しています。
どの金融機関に相談しようか考える際、日頃から付き合いがあり、会社や家の近くにある馴染みの銀行であれば安心して利用できるでしょう。
2.オンラインで24時間申し込み可能
Biz LENDINGは、24時間いつでもオンラインで申込手続きが可能です。(メンテナンス時間を除く)
深夜や早朝・土日祝日といった一般的に金融機関が休みとなるタイミングでも、待つことなく手続きを進められます。
日中は本業で忙しい経営者や、できるだけ早く資金調達を進めたい法人にとって、時間を選ばず申し込める点は大きなメリットでしょう。
また、申込時に決算書の提出が不要となっている点も大きな特徴。
一般的な企業向け融資では、決算書に加えて試算表・事業計画書などの資料提出を求められるケースも少なくありません。
こうした資料は、すぐに準備できないことも多く、申し込みまでに時間がかかってしまう原因になりがちです。
その点、Biz LENDINGはオンライン完結かつ提出書類も少なく、よりスムーズに申し込める設計になっています。
3.AI審査導入によるスピード対応
Biz LENDINGでは、AI審査システムが導入されています。
三菱UFJ銀行の入出金データなどをもとに、同行独自のAIシステムが審査を行う仕組みであり、従来の人中心の審査と比べてスピード感のある対応が期待できます。
公式サイトには、
- 審査結果は最短翌営業日回答
- 申込みから入金まで最短2営業日で完結
と記載されており、急ぎで資金調達したいというニーズにもピッタリです。
AI審査という言葉から、すべて自動で判断されるイメージを持たれることもありますが、実際にはAIによる分析結果をもとに、人による確認を含めて最終的な判断が行われるケースが一般的です。
なお、審査基準の詳細は公開されていません。
一般的には、入出金状況や既存借入とのバランス、返済能力などが総合的に確認されると考えられます。
詳しくは「審査基準は厳しい?」の項目も参考にしてみてください。
4.担保・保証人・諸経費なしのシンプル設計
Biz LENDINGは、無担保・無保証で利用でき、金利以外の手数料もかからないシンプルさも魅力です。
まとまった金額の融資では、不動産などを担保として設定したり、連帯保証人を求められたりするケースもあります。
また、事務手数料や印紙代などの費用が発生し、想定以上にコストがかかることを不安に感じる人もいるでしょう。
その点Biz LENDINGは、担保や保証人が不要で、金利以外の手数料も発生しません。
商品設計がシンプルであるため、事業融資を初めて検討する法人でも内容を把握しやすいサービスといえるでしょう。
借入可能額は50万円以上1,000万円までとなっており、運転資金・納税資金・設備資金・賞与資金など、幅広い用途に対応しています。
Biz LENDINGのデメリット・注意点
Biz LENDINGの申し込み・契約時に「思っていた内容と違った…」と後悔しないために、事前に注意点なども確認しておきましょう。
1.中小企業向けの融資サービス
Biz LENDINGは、中小企業向けの資金調達サービスです。
対象:株式会社・合名会社・合資会社・合同会社・有限会社のいずれか
商品概要ページには上記のように記載されており、個人事業主やフリーランス・個人名義での利用はできません。
会社形態については明記されている一方で、従業員数や資本金額に関する具体的な条件は公開されていません。
中小企業基本法では、「中小企業」の定義について業種別に異なる基準が設けられています。
たとえば、製造業・建設業・運輸業では資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業では資本金1億円以下または従業員100人以下などとされています。
Biz LENDINGの基準がこの法律上の定義と一致するかは明示されていないので、気になる方はアカウント開設後のチャット相談で確認しておきましょう。
2.三菱UFJ銀行の利用実績が必要
Biz LENDINGの申込条件には、「三菱UFJ銀行に、一定期間以上入出金履歴がある口座(普通預金・当座預金)を持っていること」とあります。
この期間、入出金実績について、具体的な数字や基準は公開されていません。
事業用口座として日常的に利用していれば問題なく申し込めそうですが、経営者個人名義の口座しかない場合やほとんど利用していない場合には注意が必要です。
この点についても、アカウント作成後のチャット相談で状況を問い合わせてみるとよいでしょう。
3.大口(1,000万円以上)の融資は非対応
Biz LENDINGの借入可能額は「50万円以上、最大1,000万円(10万円単位)」です。
また、審査結果として提示された借入可能額から利息分を引いて入金される仕組みのため、申込金額と実際の入金額が一致するわけではない点にも注意が必要です。
オンライン完結型の融資商品であることを踏まえると、短期的な運転資金や納税資金の確保といった目的で利用しやすい金額帯といえるでしょう。
一方で、大規模な設備投資や仕入れなどで数千万円単位の資金をまとめて調達したい場合にはBiz LENDINGは不向き。
別のプランや金融機関を検討しましょう。
Biz LENDINGと他サービスの金利を比較
Biz LENDINGについて理解を深めるため、他のビジネスローン商品と比較してみましょう。
| 金融機関/商品名 | 金利(年率) | 限度額 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行 Biz LENDING | 0.8%~14.0% | 50万~1,000万円 | ・オンライン完結 ・無担保・無保証 ・決算書不要 |
| 三井住友銀行 ビジネスセレクトローン | 審査で決定 | 審査で決定 | ・3期分の決算書など必要 |
| GMOあおぞらネット銀行 あいしんワイド | 0.9%~14.0% | 1,000万円まで | ・オンライン完結 ・無担保・無保証 ・決算書不要 |
| AGビジネスサポート 事業者向けビジネスローン | 3.1%~18.0% | 1,000万円まで | ・WEBと郵送で手続き完結 ・保証人・担保は原則不要 ・個人事業主でも利用可 |
| アクト・ウィル | 7.5%~15.0% | 300万~1億円 | ・無担保・無保証 ・最短即日融資 |
Biz LENDINGの金利は、年率0.8~14.0%です。
上限・下限ともにノンバンクの下2社より低金利のため、利息の負担を抑えられます。
また、金利以外の部分に目を向けてみると、三井住友銀行のビジネスセレクトローンは公開情報が少なく、3期分の決算書など書類提出も必要で、かなり慎重な印象。
AGビジネスサポートやアクトウィルは金利こそ銀行に劣りますが、個人事業主OK、極度額が大きいなど、ノンバンクならではの柔軟性が強みのため、次点・滑り止めの候補などに検討できるかもしれません。
Biz LENDINGの審査基準は厳しい?
Biz LENDINGの審査基準は非公開ですが、スピード感と銀行の安全性の両立を意識した商品設計となっていることがうかがえます。
申込条件として明示されているのは以下のとおり。
- 三菱UFJ銀行に一定期間以上の入出金履歴があること
- 同行に借入残高・借入極度がないこと
- 対象となる法人形態であること
これらの条件を満たすことが前提のため、申し込みできる対象は比較的はっきりしています。
また、申込時の必要書類は「申込者(法人経営者)の身分証明書のみ」で、一般的な法人融資で求められることの多い決算書や事業計画書、試算表などは不要です。
そのため、詳細な財務資料をもとに審査を行うというよりも、三菱UFJ銀行内の取引データや入出金履歴などを活用した審査が行われると考えられます。
また、Biz LENDINGでは「AI審査」が導入されています。
AI審査だからといって、一律に審査基準が甘い・厳しいと判断できるものではありませんが、一定の基準やデータ分析ルールをもとに判定が行われる仕組みとなっていると考えられます。
Biz LENDINGはこんな法人におすすめ
Biz LENDINGは、以下のような法人におすすめの商品です。
- 三菱UFJ銀行の法人口座で、一定期間以上の入出金実績がある
- 50万円~1,000万円の範囲で、短期的な資金調達を検討している
- 担保や保証人の手配を避けたい
- 決算書の提出や紙のやり取りをできるだけ減らしたい
- 申込から借入までをオンラインで進めたい
大手銀行の条件のよさを維持しつつ、手軽さ・スピードを重視したBiz LENDINGは、「大きく借りる」よりも「早く・シンプルに・必要な分だけ借りる」ことに向く商品です。
すでに三菱UFJ銀行と取引があり、数百万規模の銀行融資を検討したい法人には、検討の価値があるでしょう。
Biz LENDINGの融資の流れ
メールアドレスだけ用意すれば無料で作れます。
アカウント開設後にチャットで相談できるようになるので、サービスの詳細や条件を確認しましょう。
融資を希望する場合、法人の情報や希望条件を入力して申し込みます。
最短で翌営業日の回答。
審査に通過したら、申し込みから最短2営業日で口座に入金されます。
あらかじめ利息分が差し引かれた額が入金されることを把握しておきましょう。

