当記事では、交通費の精算もできる勤怠管理システム「キンコン(旧 kincone)」を紹介します。
メリットはもちろん、デメリットや注意点も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
キンコン(旧 kincone)とは
株式会社ソウルウェアが運営する勤怠管理・交通費精算システムです。
使い方は専用アプリをダウンロードした端末に交通系ICカードをかさずだけ。
自動で情報を読み取るため、精算処理や残業時間の管理が効率的に行えるようになります。
5従業員から利用できるので、小規模な会社にもおすすめです。
会社名 | 株式会社ソウルウェア |
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設立日 | 2012年12月3日 |
代表者 | 吉田超夫 |
本社住所 | 東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル14F |
キンコンの評判・口コミ
キンコンの導入した企業の口コミを紹介していきます。
口コミを見て、導入を判断する参考にしてみてください。
ポジティブな評判
まずは良い評判からです。
勤怠は #kincone を使っているのですが、サポート体制がどんどん手厚くなってきている…! ついに、チャットサポートがついているの発見、、、 メールでの問い合わせしていたので、これは嬉しすぎます
引用:@konnosdgのポスト
キンコンでは、業務を効率化するため常にアップデートを図っています。
問い合わせ方法もメールのみだったのがチャットサポートも対応するようになり、より便利になりました。
SCOS河合さん、勤怠管理をkinconeで! 8bitなプレゼン資料が素敵。slackでスタンプ送れば出退勤の打刻ができる、かならずslackから、ではなくいろんな入口から打刻できるのは合理的。
引用:@motohasystemのポスト
キンコンでは「ChatWork」や「Slack」、「LINEWORKS」といった外部サービスとの連携が可能です。
日頃業務で使用しているチャットツールで打刻も行えるため、勤怠管理がよりスムーズになります。
ネガティブな評判
キンコンに関するネガティブな投稿は2025年5月時点では見つけられませんでした。
新たな情報が見つかり次第、追加していきます。
キンコンのメリット
キンコンの強み・メリットは以下の5つです。
- 勤怠管理と使用した交通費が登録される
- チャットツールと連携できる
- Googleカレンダーなどと連携できる
- 勤怠管理や交通費のデータが見やすい
- 月額220円で利用できる
それぞれについて説明していきます。
1.勤怠管理と使用した交通費が登録される
キンコンの最大のメリットは専用アプリをインストールしたタブレットやスマホに交通系ICカードをかざすだけで、勤怠管理と交通費の精算ができることです。
交通費の情報を自動で読み取るため、社員は精算申請や交通費の計算などを行う必要がありません。
しかも、電車だけでなくICカードで支払ったタクシー代についても精算することが可能です。
なお、利用できるICカードは主に以下になります。
- PASMO
- Suica
- manaca
- kitaca
- TOICA
上記に以外にも使用できるICカードは増えているので、詳細については問い合わせをするようにしてください。
2.チャットツールと連携できる
キンコンはビジネスチャットツールである「ChatWork」や「Slack」、「LINEWORKS」などと連携できます。
そのため、あらかじめ設定した文言をチャットに投稿することで、勤怠管理を行うことが可能です。
例えば、「業務を開始します」などが挙げられます。
このように、チャットツールと連携することで勤怠管理が簡単に行えるため、リモートワークで非常に有効です。
3.Googleカレンダーなどと連携できる
キンコンは「Googleカレンダー」やOutlookと連携できます。
これらのアプリと連携することで、あらかじめGoogleカレンダーなどに登録していた訪問先をキンコンにも登録することが可能です。
そのため、交通費を申請するたびに訪問先を登録する必要がありません。
このように、キンコンをGoogleカレンダーなどと連携するだけで、経費処理の手間を省くことができます。
4.勤怠管理や交通費のデータが見やすい
キンコンは社員の残業や使用した交通費などをグラフで見ることができます。
そのため、どの社員が残業をしすぎているかなどをひと目で把握でき、管理がしやすいです。
さらに、データはクラウド上で共有されているため、経理課だけなく様々な部署にも共有できます。
例えば、残業が多い営業部のマネージャーに共有化することで、残業を抑えるように社員に指導して、残業を抑えることが可能です。
このように、勤怠管理のデータを共有することで、社員の過度な残業を抑えられます。
5.月額220円で利用できる
キンコンは1アカウントあたり月額220円で利用できるうえに、初期費用が0円のため非常に安価で利用することが可能です。
例えば、20人規模の会社の場合は月額4,400円でキンコンが利用できます。
このように、非常に安価な金額で利用できるのは、キンコンを採用する大きなメリットです。
キンコンのデメリット
キンコンの注意点・デメリットは以下の2つです。
- 使用するには打刻用のスマホやタブレットが必要
- 電話でのサポートがない
それぞれについて説明していきます。
1.使用するには打刻用のスマホやタブレットが必要
キンコンを使用するためには、ICカードを打刻するためのスマホやタブレットが最低1台必要になります。
社内用のスマホやタブレットがある場合はすぐに使えますが、ない場合は新たに用意する必要があるため、その分の費用が必要です。
しかも、端末によって使用できない場合もあるため、事前にホームページを確認するようにしてください。
2.電話でのサポートがない
キンコンは電話での問い合わせを行うことができません。
そのため、メールやチャットボットで問い合わせをする必要があります。
したがって、使用方法についてわからないことがあっても、すぐに回答してもらうことができません。
このように、サポート体制がメールやチャットボットしかないのは大きなデメリットと言えます。
キンコンの料金プラン・支払い方法
キンコンの料金プランは以下になります。
ただし、上記の金額は1アカウントの値段になるため、利用する際は社員数分必要です。
また、支払い方法は以下から選べます。
- クレジットカード(VISA、Master、JCB、Amex、Dinners)
- 銀行振込
- 口座振替
- コンビニ支払い
キンコンはこんな会社におすすめ
キンコンは交通系のICカードに対応した勤怠管理システムのため、社員が電車をよく利用する企業におすすめのサービスです。
何かと煩雑な交通精算の手間を大きく省くことが可能になるため、業務の効率がアップします。
特に、出張等で公共交通機関を頻繁に利用する会社ではぜひ導入を検討してほしいサービスです。
キンコンを導入する流れ
キンコンを利用するまでの流れは以下になります。
- 無料トライアルに申込み
- 最大2ヶ月間無料体験を行う
- 問題がなければ正式に導入する
上記のようにトライアル期間があるので、使用感を確かめて利用することが可能です。
キンコンに関連する質問
キンコンに関するよくある質問は以下の3つです。
- 最低利用人数は何人?
- どのような就業形態に対応している?
- 有給休暇の自動付与はできる?
それぞれについて説明していきます。