今回HR Techガイドでインタビューをさせていただいたのは、リモートワークの労務管理ツール「RemoLabo」を運営している株式会社アイ・ディ・エイチ様です。
リモートワークを行うPCにインストールすると、クリック数や入力数をリアルタイムで記録してくれるため、従業員の勤怠状況を可視化できます。
リモートワークの勤怠管理や生産性にお悩みの方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。
リモートワークの生産性を管理する「RemoLabo」の公式サイトはこちら⇒
株式会社アイ・ディ・エイチ様へのインタビュー内容を紹介します
それでは早速、「株式会社アイ・ディ・エイチ様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。
Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、RemoLaboの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」
ひとことで言うと「リモートワークを管理しない」、生産性分析に特化した労務管理ツールです。
新型コロナウイルスの影響で急激に普及したテレワークですが、その中で顕著になった課題が「勤怠管理をどうするか」だと思います。
タイムカードなどの物理的な打刻方法はテレワークでは不可能です。
だからと言って仕事の開始、及び終了時にメールを送信、あるいはオンラインで時刻を入力するだけでは従業員の行動は把握できてないに等しいですよね。
最近では、ランダムにPCの画面をキャプチャして送信されるツールや、Webカメラで常に他の社員や上司と繋がっているケースもあるようですが、あまりにも行きすぎた管理は、もはや監視になってしまいます。
RemoLaboでは、従業員側はインストールされているということすら忘れているほど画面上では何も起きず、また打刻の必要もないので監視されているという感覚は生まれません。
とは言え、「リアルタイムでデータが記録されている」という事実が、ほどよい緊張感を生み、テレワークの生産性を高めると思っています。
Q2.「次にRemoLaboをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」
2014年の創業よりリモートワークを主体とした勤務を行ってきた中で出てきた課題は、勤務時間もありますが、何よりも生産性についてです。
ルーチンワークだけでなく、クリエイティブな仕事を求められることが多々あり、その中で作業が止まってしまっていたり、無駄な作業をしていたりするかどうかは、リモートワークでは把握することができません。
また、そのような状態ですと、会社からのサポートを得られずに離職を考える方も増えてきてしまいます。
つまり、生産性を管理することが、リモートワークという自由な働き方を維持しつつ、リモートワークを成功させる重要なファクターだと身をもって経験してきました。
それが勤怠管理だけではなく、生産性管理をメインとしたRemoLaboを開発した背景です。
Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際の、RemoLaboの強み・優位性を教えてください。」
他社のリモートワーク関連製品のメインは恐らく「勤怠管理」ですが、RemoLaboは「生産性管理」に特化しています。
例えば、手が止まっているのを発見してその時にアプローチをかければ、新卒や第二新卒などの若い方、実務経験が浅い方、経験したことがない業務に従事している方でも、リモートワークで生産性を落とすことなく活躍することができるようになりますよね。
また勤怠管理の面でも、管理者が従業員一人ひとりの作業時間や残業時間などをグラフで把握することが可能です。
従業員ごと、期間(時間)ごとなど、確認したいグラフを自由に作成することができるカスタマイズ性も強みのひとつだと思っています。
もちろん法対応もしており、操作ログを元に作業時間を管理しているため、法律に準拠したエビデンスを残すことができます。
何より初期費用・サーバ管理費用などは一切かからず、PC1台につき月額110円(税込)という低価格で導入ができる、シンプルな料金設定がRemoLaboの1番の強みですね。
Q4.「リモートワークは働いている実態が見えにくい問題点がありますよね。どのように可視化できるのか教えてください。」
RemoLaboはインストールすると、PCでの操作がリアルタイムで記録され、管理者はブラウザから勤務時間・残業時間・クリック数・タイピングの数などのデータが確認できます。
15分間で、定められた特定の操作回数(キー入力数+マウス操作回数)を達成することによって勤務時間が判定される仕組みとなっております。
もちろん、業種業態によってクリックやタイピングの回数は千差万別なため、設定はユーザーごとの「職種」によって柔軟にカスタマイズできるようになっています。
Q5.「部下や社員のリモートワークを監視する場合、監視するための工数がかかってしまいます。直接時間をかけなくてもしっかりと現状を把握することはできますか?」
自動でログが取得されることや、カンタンに必要なデータのグラフが作成できるという点で
- 入力された数字を計算する
- キャプチャされた写真をまとめる、確認する
- 常にカメラを気にする
などといった管理上での工数をなくしつつ、それら以上にしっかりと把握できると考えています。
Q6.「リモートワークをグラフ化できるとあります。具体的にどのようなグラフや数値で測るのでしょうか?」
下記のように、欲しいデータを管理者自身が見やすいグラフで作成することができます。
操作ログはウィンドウを切り替えるごとに記録され、クリック数等のデータも以下のように見ることが可能です。
Q7.「実態が見えない社員がいる一方で、働きすぎの社員もいますよね。労務管理の点からも残業防止などの対策を打てますか?」
労務管理の面でもRemoLaboは活躍します。
就業時間や休日を細かく設定でき、超過した場合はアラート通知が届くので残業をすぐに発見できます。
先ほどもお話したとおり、PCでのクリック数・タイピングの数などの操作がリアルタイムで記録されるので、仕事をしている以上、勤務時間として記録されていきます。
なので、長時間残業・労働法違反の抑制のほか、サービス残業や休日労働の防止にも役立ちます。
Q8.「社員だけではなく外注に対しても使えますか?また導入は簡単にできますでしょうか?」
外注先の操作ログを取得したいPCにクライアントツールを導入いただく必要がございますが、それが可能であればご利用いただけます。
クライアントツールの導入自体は2ステップ、数分で完了するため非常に簡単です。
Q9.「株式会社アイ・ディ・エイチとしての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」
今後は生産性分析に特化して、コア業務やノンコア業務を分析できるようにしたり、機械学習を取り入れてRemoLaboユーザー全体での生産性の比較などができるようにすることで、より企業の根本的な労務管理を手助けできるような製品に育てたいと思っております。
その結果、企業も労働者も安心して働き方を選択できたらと考えております。
Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」
「テレワークに適した勤怠管理システムを導入したいが、予算の捻出が難しい」
「テレワークを導入してから労務・勤怠管理者の手間と負担がかなり大きくなり、どうにかしたい」
「残業やサボりが不安でリモートワークを導入できない」
そんなお悩みがあれば、まずはRemoLaboをお試しください。
「新しい生活様式」が求められている今、リモートワークはこれから当たり前の働き方になっていくと思います。
その中で生まれる悩みや負担を解決できるシステムであり、これらかももっと多くの方に「使いやすい」と思っていただけるようアップデートしてまいります。
3カ月の無料トライアルも実施していますので、この機会にお気軽にお試しください!
株式会社アイ・ディ・エイチの会社情報
会社名 | 株式会社アイ・ディ・エイチ |
所在地 | 東京都台東区東上野3-8-7 矢口ビル4階C |
代表取締役社長 | 伊藤貞治 |
公式サイトURL | https://idh-net.co.jp/ |
最後に
今回は、「RemoLabo」を提供している株式会社アイ・ディ・エイチ様のインタビュー記事を紹介しました。
クリック数や入力数を記録して分析するというのはとても画期的ですね。
従業員側は監視されているプレッシャーを感じにくく、管理する側にとっては勤怠を可視化しやすい、リモートワークでなくても欲しい情報かもしれません。
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからRemoLaboの公式サイトをチェックしてみてください。
株式会社アイ・ディ・エイチ様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!
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