今回HR Techガイドでインタビューをさせていただいたのは、従業員のエクスペリエンス管理サービス「ディスカバリーズ エンゲージ」を運営しているディスカバリーズ株式会社様です。
社内SNS型のクラウドシステムで、データに基づいて一人ひとりに最適な情報を届けたり、情報の発信をサポートしたりすることで、エンゲージメントの向上を支援します。
従業員の同士のつながりを深めて新しいビジネスへとつなげたいとお考えの方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。
ナレッジ共有と蓄積をサポートする「ディスカバリーズ エンゲージ」の公式サイトはこちら⇒
ディスカバリーズ株式会社様へのインタビュー内容を紹介します
それでは早速、「ディスカバリーズ株式会社様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。
Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、ディスカバリーズ エンゲージの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」
ディスカバリーズ エンゲージは、クラウドベースの従業員エクスペリエンス管理 (EXM) サービスです。
一人ひとりにパーソナライズした発信で、従業員との関係を築きます。
どこにいても、自分に必要なヒトやストーリー、社内イベントが届き、従業員の生産性やエンゲージメントの向上をサポートします。
経営・人事・総務など、管理部門の企画をカタチにできるサービスです。
Q2.「次にディスカバリーズ エンゲージをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」
社内には多くの情報があり、従来、従業員に提供される情報は画一的でした。
しかし、一人ひとりのバックグラウンドも異なれば最適な情報も異なるはずです。
Eコマースなどの世界では、すでに自身の行動データに基づいて最適化された情報が届くことが当たり前。
社内の情報も、そうあるべきではないかと考えました。
そこで弊社は、ディスカバリーズ エンゲージを従業員版CRMと位置づけ、従業員属性や行動履歴などのデータに基づいて従業員のエクスペリエンスをデザインし、一人ひとりに最適な社内情報を届けて、組織の生産性やエンゲージメント向上を支援するサービスをスタートさせることにしました。
Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際の、ディスカバリーズ エンゲージの強み・優位性を教えてください。」
ディスカバリーズ エンゲージは、エンゲージメントを従業員同士で高め合えるサービスです。
本サービスのひとつである従業員プロフィールは、セルフメンテナンスできることから、人事側が持っている情報よりも深い理解が得られるようになります。
また、イベントへの参加情報・記事の閲覧状況といった行動履歴から、従業員の特性や、価値観を把握することが可能です。
さらに、ビッグデータに基づいて従業員エクスペリエンスを最適化できるのが、ディスカバリーズ エンゲージの強みです。
Q4.「エンゲージメントが経営において重要と言われてきております。エンゲージメントを高めるためには何が必要と考え、サービスを構築していますでしょうか?」
経営方針の浸透や組織の一体感、社内コミュニケーションなど、組織のエンゲージメントに関わるご相談をいただく機会が多く、エンゲージメントを経営課題として重視されるお客様が増えていると感じています。
私たちは、ニューノーマル時代の新たな働き方へ対応しつつエンゲージメントを高めるためには、従業員が本当に必要としている最適なエクスペリエンスを提供することが重要だと考えています。
従業員が求めるものが「モノ」から「コト」に変わる中、従業員が受け取る“体験”の価値が高まっているのではないでしょうか。
そのため、ディスカバリーズ エンゲージを通して多様化する従業員一人ひとりの価値観や働き方に寄り添い、その時必要な社内リソースを適切に提供して「従業員エクスペリエンス」を最適化することで、組織全体のエンゲージメント向上やイノベーションが生まれやすい環境の実現を支援しています。
Q5.「スキルとプロフィールを自分でアップデートできますよね。どのような効果があるのでしょうか?」
セルフメンテナンスの従業員プロフィール「People」は、常に最新の人財DBとしてご利用いただけます。
組織階層から従業員を探せるだけでなく、スキル・経験などのタグからお互いに条件のあう従業員を探し出すことが可能です。
たとえば、商談、プロジェクトなど業務で困ったときに、必要なスキルを持つメンバーを検索して、ワンクリックでPeopleからすぐに連絡。
コミュニケーションポータルとしてご活用いただき、交流機会を増やすきっかけにしてほしいと考えています。
また、特定のタグ情報をもつメンバーを対象にした「セグメント配信」で記事・イベント情報を発信できるので、どこにいても自分に関連性があり、興味・関心の高い社内情報が届きます。
総務・人事の担当者の方にとってはメンテナンス工数が低減できますし、属性に応じた記事・イベント情報を届けやすくなるのではないでしょうか。
Q6.「イベントの開催やコミュニケーションの活性化にも使えるプラットフォームですか?」
今年1月にリリースしたばかりの「Meet Up」は、社内イベントの公開から、集客、参加、申込管理までのプロセスをワンストップで提供するイベント管理サービスです。
リモートワークなどで対面機会が減っている中でも、従業員同士の交流を促し、知識と人脈を広げて深化させることが可能です。
イベント開催経験の少ない従業員でも、項目に沿って情報を入力するだけで、デザイン性のある見やすいイベント開催案内を簡単に作成できます。
イベント告知や出欠のフォローアップなど、事前・事後の事務処理からも解放されます。
イベント終了後には、参加履歴をもとに次のイベントへ招待することも可能です。
また、従業員一人ひとりに寄り添ったエクスペリエンスを設計できます。
たとえば、属性ごとに開催される管理職研修、リーダー研修といったイベントも、プロフィール情報から絞り込む「セグメント配信」で、従業員一人ひとりに最適化された研修を提供できるので、研修を企画する人事側の手間の大幅な削減が見込めます。
弊社では、4月入社予定者の内定式や、プロダクトアップデート情報を共有する社内イベントだけでなく、ランチタイムを利用した交流会なども開催されていますよ。
Q7.「社員情報の見える化は重要ですよね。どのような情報を可視化、共有できるか教えてください。」
従業員の所属部門や役職といった基本情報に加えて、スキルやキャリア、得意分野、興味関心などが含まれます。
その他にも、組織のニーズに合わせて項目をカスタマイズすることも可能です。
セルフメンテナンスだからこそ、誰がどんな経験やスキルを持っているのかをより詳細に可視化・共有化できる強力なKnow Whoツールとしても活用できます。
たとえば、業務で困った時には必要なスキルをタグ検索すれば、連携すべきメンバーを見つけられます。
メンバーが顔写真付きで一覧できるのも魅力のひとつです。
会議などの前に出席者のプロフィール情報を確認しておけば、初対面でもスムーズに話が進められますよ。
Q8.「社内SNSとしての機能はありますか?具体的にどのようなコミュニケーション機能があるかもぜひ教えてください。」
「Story」という、メンバー自身の取り組みを発信できるサービスがあります。
経営理念や各部門の成果・取り組みのほか、経験した成功や失敗など全社のナレッジを共有する際にも活用可能です。
記事の配信先を絞り込む「セグメント配信」ができるので、必要なヒトに必要な情報を届け、情報過多となることも避けられます。
SNSのように「いいね」やコメントで反応が分かることもポイントのひとつです。
一方的な発信ではなく、双方向でのコミュニケーションとなり、様々なアイデアが生まれ、コンテキストが醸成されます。
また、従業員同士でアイデアを重ねれば企画や思考が整理され、新しいビジネスの創出へとつなげられます。
さらに、読み返したい記事を「クリップ」で保存することで、自分専用のナレッジとして蓄積することも可能です。
弊社での入社最初の仕事は、Storyへの自己紹介を掲載することなのですが、それぞれの個性が見えて、大変人気のあるコンテンツなんですよ。
Q9.「ディスカバリーズ株式会社としての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」
弊社が目指すのは、お客様のDXを通じてイノベーションを起こすことです。
「社内メディア」という第6のメディアを作り上げて、それを通じてお客様のイノベーションを支援していきたいと考えています。
Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」
DXが進み、様々な従業員エクスペリエンスがデータとして蓄積されていきます。
今後、その蓄積された人材データをサイエンス(分析・活用)する「ピープルアナリティクス」を進めていくことで、これまでの情報だけでは分からなかった組織の課題を明らかにしていくことも考えています。
従業員にとって働き甲斐のある環境を目指し、一緒にDXを進めていきましょう。
無償トライアルもございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
ディスカバリーズ株式会社の会社情報
会社名 | ディスカバリーズ株式会社 |
所在地 | 東京都港区北青山2-14-4 the ARGYLE aoyama 6F |
代表取締役社長 | 島田 祐一朗 |
公式サイトURL | https://discoveries.co.jp/ |
最後に
今回は、「ディスカバリーズ エンゲージ」を提供しているディスカバリーズ株式会社様のインタビュー記事を紹介しました。
社内の情報を適切なメンバーに届けることでエンゲージメントを高めるという新しい切り口のサービスで、イノベーションにつながりそうですね。
組織の課題を明らかにしてくれる「ピープルアナリティクス」の構想も非常に楽しみです。
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからディスカバリーズ エンゲージの公式サイトをチェックしてみてください。
ディスカバリーズ株式会社様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!
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