ミツモアに業者登録すれば集客アップするだろうか
ミツモアに登録すれば儲かる?評判はどうなの?
Web経由の集客・リード獲得を増やしたい事業者が多く登録している集客プラットフォーム「ミツモア」。
ちゃんとマッチングできるのか、諸経費・手数料はどれぐらいかなど、気になることもあるでしょう。
そこで本記事では、登録を検討している個人事業者・法人の方々に向けて、ミツモアの評判や強み・デメリットなどをお伝えします。
ミツモアとは
ミツモアは、さまざまなサービスのプロ(事業者)と利用者とマッチングするWebプラットフォームです。
利用者側はミツモアをとおして見積もりを依頼し、もっとも条件のよいプロを選んで作業を依頼できます。
事業者側からしても、オフライン営業や自社HPからでは望めなかった集客の可能性が高まり、顧客獲得のチャンスを期待できます。
成約課金型なので、受注しなければ費用が発生しないのもポイント。
確度の高い見込み客に直接提案できるので、商談のコスパも上がるでしょう。
さまざまな業界のプロが法人・個人ともに登録していますが、特に登録事業者が多いのが以下のサービスです。
- ハウスクリーニング
- 機器の設置、修理
- 自動車の修理、整備
- 庭の手入れ
- リフォーム、水回りトラブル
- 不用品回収、便利屋
- 税理士、行政書士、社労士
- 営業、マーケ支援 etc.
| 会社名 | 株式会社ミツモア |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都中央区銀座7-16-12 G7ビルディング8階 |
| 設立 | 2017年2月8日 |
| 代表者 | 石川 彩子 |
| 資本金 | 1億円 |
ミツモアの登録事業者からの評判・口コミ
初めて利用するサービスでは、実際の利用者の評判や口コミは非常に有益な判断材料となります。
ここでは、ミツモアに寄せられるポジティブ・ネガティブな意見それぞれを、実状と照らし合わせて紹介していきます。
ポジティブな評判
まずは、ミツモアに寄せられる良い評判や口コミから確認していきましょう。
ミツモアの口コミを書いてって頼んだことはないけど133件もの口コミ貰ってありがたい!
星4.9って高評価なのも感謝Googleマップの方は13レビューしかない笑
10分の1か…もっと口コミ増えれば仕事って増えるのかな?
引用:@kagi9669のポスト
鍵屋ってリピートすること少ないからなぁ
ミツモアを通して依頼を受けた際、利用者から口コミを書いてもらえる場合があります。
実際にミツモアで多数の口コミをもらっている事業者もいました。
サービスによってはリピート率には直結しないかもしれませんが、信頼性は上がるため他の方からの依頼を期待できるでしょう。
それは半年以上依頼くる様に努力しても駄目だったってことですかね?ミツモアはオプション誘導がうまいサイトで単価も上がりやすいので集客に困っているのであればやらない手はないと思いますよ☻
引用:@Sen_saanのポスト
ミツモアは、依頼者側が気軽にオプションを選択できる動線になっています。
事業者側から促さずとも、結果的にオプション付きで依頼をもらえるケースもあるでしょう。
対応できるオプションは自由に設定できるため、調整しながら運用してみるのがおすすめです。
ネガティブな評判
コストパフォーマンスが高く、成約率の向上が期待できるミツモアですが、その一方で悪い評判や口コミも存在します。
ここでは、ミツモアに寄せられるネガティブな意見を確認していきましょう。
最近ミツモア様からの依頼がポツリポツリ。
ミツモア様のシステム、仕様の不備でお客様が諦める、キャンセルする、とか多いですね。
年間通して数件程度しかミツモア様から依頼がないので私からしたらどうでも良い事なんですが、企業としてとても勿体ない事をしておられるな、なんて思いますね。
引用:@takumi_totalのポスト
せっかく依頼が入っても、依頼者側の都合でキャンセルになるケースも存在します。
ミツモアは電話での問い合わせ対応は行っていないため、システムが分からず途中でキャンセルしてしまう方もいるのかもしれません。
依頼者とやりとりする際は、不明点がないか確認するなど、事業者側からの配慮も必要になるでしょう。
ミツモアといい紹介系は手数料やっぱりきついですね😰
引用:@ama_gyoseiのポスト
ミツモアの手数料についてネガティブな口コミもありました。
サービスによっては成約手数料が38.5%かかるため、想定よりも売上が低くなる可能性があります。
手数料も考慮したうえで価格設定を行う必要があるため、利用前に確認しておきましょう。
ミツモアのメリット
ビジネスマッチングプラットフォームが多数あるなか、ミツモアを利用するにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、ミツモアのメリット、
- 地域に合わせたアプローチがしやすい
- 低コストで成約率の向上が狙える
- 効率よく新規顧客を獲得できる
について解説します。
1.地域に合わせたアプローチがしやすい

Web完結するサービスであれば地域を選ばず仕事ができますが、リフォームやクリーニング、工事や写真撮影などのように現地に足を運ぶ必要があるサービスの場合、遠方の顧客対応が難しいこともあるでしょう。
ミツモアでサービスを探している依頼者は、事業者検索を行う際にエリアの選択を行うため、事業者は近隣地域の新規顧客を獲得しやすくなるメリットがあります。
2.低コストで成約率の向上が狙える

チラシや広告の場合、不特定多数の人に対してアプローチを行うためその効果も不明慮です。
一方のミツモアでは「サービス利用をしたい」「こんなサービスを探している」といった意欲を持った人に対して直接依頼できるので、成約率の向上が見込めます。
また、依頼者への提案は最低165円~(税込)で行えるので、コストパフォーマンスも高いといえるでしょう。
3.効率よく新規顧客を獲得できる

新規開拓をしたい人のなかには「営業活動する時間がない」「人員を割けない」といった悩みを抱えていることもあるでしょう。
ミツモアでは、条件にマッチした依頼者に対して自動で提案できる自動応募という設定があります。
こちらは成約課金型のみで使用可能な設定ですが、活用することで営業活動に一切時間をかけずに済むため、効率よく新規顧客を獲得できます。
ミツモアの注意点・デメリット3選
成約率の向上や効率よく新規顧客を獲得できるミツモアですが、その一方でデメリットも存在します。
ここでは、ミツモアのデメリット、
- 1つの依頼に対して提案できるのは5社まで
- カテゴリによっては採算が合わない
- 対応が追い付かなくなる可能性もある
について解説します。
1.依頼に対して提案できるのは先着5社まで

ミツモアでは、1つの依頼に対して提案できるのは5社までと上限が定められています。
依頼者の立場からすれば、事業者からの提案が殺到しないため内容を確認しやすいメリットになりますが、事業者としては提案できない可能性があることはデメリットといえるでしょう。
特に手動応募(応募課金型)の場合には、こまめに依頼をチェックしなければチャンスを逃してしまうことから負担は大きいです。
依頼者に対し自動で提案できる自動応募設定も可能ですが、こちらは成約課金型のみに対応しているので、デメリットに感じる人もいることでしょう。
2.カテゴリによっては採算が合わない

ミツモアでは、カテゴリによって手数料の割合が異なるため、事業者によっては不満を感じる可能性があります。
また、高価格帯のサービスやリピーターが作りやすいサービスであれば使いやすいですが、低価格サービスや単発で終わってしまうと採算が合わないと感じることもあるでしょう。
また、依頼者に提案をすれば確実に成約できるわけではないので、本格的に利用を開始する前に、依頼の多さや内容を確認しておくようにしましょう。
3.対応が追い付かなくなる可能性もある

依頼が獲得できない可能性がある一方で、依頼の受注数が増えすぎて、対応が追い付かなくなる可能性もあります。
嬉しい悲鳴ではありますが、対応が追い付かなくなることで納期遅れや、品質を低下させてしまうと、クレームをはじめ口コミなどでも評価が下がってしまいます。
提案する際は、必要な情報の記載漏れがないか必ず確認するようにしましょう。
ミツモアの料金プラン・支払い方法
ミツモアの料金プランには「成約課金型」と「応募課金型」の2種類がありますが、いずれも初期登録料や月額利用料は無料です。
成約課金型は、その名の通り成約したことで手数料が発生するもので、割合は税込8.8%~38.5%(カテゴリによって変動)とされています。
一方の応募課金型は、依頼者に対して初回見積もり送信する際に税込165円~発生するもので成約手数料は発生しません。
ただし、カテゴリによっては案件紹介料が発生します。
- 「外装工事」16,500円 (税込)
- 「害虫駆除・害獣駆除」、「リフォーム」の一部のサービス1,650円 (税込)
また、ミツモアの依頼への応募方法は「自動応募」と「手動応募」がありますが、自動応募ができるのは成約課金型のみなので、運用方法を考慮して選びましょう。
ミツモアはこんな事業者におすすめ
ミツモアは以下のような事業者におすすめです。
近隣地域の顧客を獲得したい事業者
ミツモアは近隣地域の顧客を獲得したい事業者におすすめです。
事前に設定した仕事エリア内で依頼を受けられるため、案件の調整もしやすいでしょう。
実績や口コミが増えていけば、リピーター増加も期待できます。
コストを抑えて集客したい事業者
ミツモアは成約手数料はかかりますが、月額利用料はかからないため、コスパ重視の集客をしたい事業者におすすめです。
チラシや広告での集客はコスト的に難しい事業者でも、利用しやすい点がメリットです。
営業に時間をかけられない事業者
ミツモアは営業に時間をかけられない事業者にもおすすめです。
すべての業務を一人で行う個人事業主や、人手が少ない企業の場合は、日々の案件対応で営業に手が回らないこともあるでしょう。
ミツモアで自動応募の設定をしておけば営業活動を行わずに済み、業務を効率的に回せるようになります。
ミツモアに登録する流れ
ミツモアを利用するまでの流れは次の通りです。
登録後は、サービス内容やプロフィール設定を行います。
こちらは依頼者が事業者を選定する重要なポイントなので、見せ方を加味して作成することをおすすめします。
また写真も設定できるため、事業者の顔写真やサービスに関連する写真を用意しておくとスムーズに進められるでしょう。
本人確認書類の提出や自動応募設定を行います。
税理士や行政書士など、サービスにより資格書類の提出が必要となる場合もあります。
入力した内容から審査が行われ、審査が完了したら利用開始可能です。
審査中は「事務局確認中」と表示されます。
もしも1週間以上経っても確認中のままのときは、事務局に問い合わせてみましょう。
ミツモアに関する質問
ミツモアに関するよくある質問、
- 登録に必要なものはある?
- 価格やエリアは自由に設定できる?
- Web集客未経験でも大丈夫?
- ログイン後のミツモアの退会手順とは?
- ミツモアは悪質・最悪という噂は本当?
- ミツモアで仕事の受注数を増やすにはどうしたらいい?
- 依頼者とトラブルになったときはどうしたらいい?
について解説していきます。

